さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

ヒトリとフタリ

5月6日藻岩山の花〜3〜

今年はこの花の当たり年?

シズカロード

驚くほどたくさん咲いていた。
ここにこんなに咲いたっけ?と思う場所。

元気いっぱい

もう、、元気いっぱいのご様子。
葉っぱもツヤツヤでみんな仲良く手を広げているみたいだ。

ヒトリシズカという名前のわりに群落で咲いて結構賑やかである。

こんにちは

時々少人数で咲いてるのもある。

お包み

こちらはまだお包みに入った状態。
それでも包まれた中ではすでに花が出来上がっている。
どのタイミングで葉を広げるのだろうか。
そういえば、この葉っぱはまだ茶色だね。
光合成する前に花を紫外線から守ってる的な?

ご一行様

ヒトリシズカの花束が出来そうである。


つやつや

よーーく見ると、花のわりに茎が太い。
名は体を表さないヒトリシズカなのであった。

それから、この花も多かった。蕾もたくさんあったので、咲いたらもっときれいだろう。

初々しい

フタリと言ってみたけどニリンソウ。ひとつは全開。ひとつは蕾。

蕊が

蕊がこれでもかってぐらい盛り上がっている。
虫さんたち早く行ってあげて〜〜!

花柄

真上から見ると段違いで咲いているのがわかる。
なんとなくだけど、エルフィンロードで咲いていたニリンソウよりも逞しく見えるのは気のせいか?

ツインズ

寄り添うように・・・

はらり

はらりと花弁を広げていく。花弁と言う名の「咢片」だけどね。
蕾の頃の赤味をまだまだ残したままだ。

ほわ

そっと開く。

緑色

咢片であることを忘れないのか、緑色が残っていた。
これからミドリニリンソウになるのかな?
横にある蕾も緑色してるね。

つぶ

ほら。普通の蕾はみんなピンク色なんだよ。
ん〜〜〜この豆みたいな蕾が可愛すぎる。胸キュンだよ。

紅をさす

赤色を残して開いていく様子。

赤味

赤味がほんのり残っている。蕊もまだぎゅっとした状態。
初々しさ爆発だわ〜〜。
可愛すぎる〜ニリンソウ。

どちらも今頃わんさか咲いていることでしょう。



トレイルと忘備録

ちょっとブレイク。
5月6日の藻岩山ではあるけれど、「道(トレイル)」だけの写真。

こばいり

小林峠コース入口。
ワクワクとドキドキの始まりだ。

道

青空が見えてきてテンション上がる。
帽子を持って来なかった時に限って、日差しが強くなる。
脚に優しい土のトレイル。

道2

日が翳れば一気に雰囲気が変わるのも山道あるある。
この道なら走りたくなる気持ちもわからないでもない。


道3

日が落ちてきて、木々に柔らかい陽射しが当たる。
春もみじに向かって降りて行く。
これも山の醍醐味。

=忘備録=
5月9日(金曜日)
しごおわランをした。
本当なら前日するはずだったのだけど、どうにも走る気にならず止めたのだ。
なので、今日は走る気満々。
ところが、気持ちとは裏腹に全くペースが上がっていかない。
どうした私?? バーム飲まなかったからかなぁ?なんて思いながら走る。
身体が重い・・・。疲れてるのか?
黙々と走り、夢の橋付近で前を走る男性がいい感じのペースで走っていた。
おまけにフォームもきれいなので、ノンストレス。
勝手にペーサーにしてしまい2キロほどを追従。
さぞ走り難かったことだろう。ごめんね。
福祉会館のところで男性は離脱。ありゃりゃ〜〜〜。
仕方ないのでそれからひとり旅。
ん〜〜どうしても乗ってこない感じ。もう8キロくらいで止めちゃう??
とか、何度も止めることを考えてみたものの、ここで止めたら止め癖がつきそうなので思い止まった。
アプリのプログラムではあるけれど、いちおう自分で決めた距離はちゃんと走りたい。
だって、本番のレースではどんなに疲れて止めようとも、距離は短くならないのだから。
練習から弱音吐きたくないわ〜。

そんなこんなで頑張ったよ。

しごおわ

一枚も写真撮らなかったので、これで代用。
でも、しごおわでこの距離走るとご飯食べる時間が各段に遅くなることが判明。
いっそ食べなきゃいいのか?
色んな意味で悩ましいしごおわランなのであった。

春のミニマムたち

5月6日 藻岩山の花たち〜2〜

ミニマムな花は案外すぐそばにあるのに、誰も気づかずに通り過ぎてしまう。
でもね。そんな花たちこそ奥深かったり、見つけた嬉しさが大きいものだ。
自分で気づくというよりも、誰かに教えてもらってその素晴らしさを知ることが多いかな。
私もこの花を知ったのはそんな経緯がある。

地味の代表

日本全国わりと普通に咲いている。
ただ、その地味さに誰も気にしないだけだ。
もしゃっと咲いていて、ぱっと見美しいとは思えない。
ヌカボシソウ。

でも近づいて見ると・・・

星型

赤茶けた星型がなんとすてきなこと。

伸びるヤリ

5つの雄しべと真ん中の緑の子房から先っちょが二つに割れた柱頭が伸びている。
虫メガネサイズだけど、一度みたら忘れられない花だ。


ツルネコノメ

湿ったところが大好き。
葉っぱが互生しているところから、ツルネコノメソウだとわかる。


コラボ

ゴサクちゃんとコラボレーション。
足元を黄色く飾って、ゴサクもきれいに見える。

雄蕊が八つ

雄蕊が八個。
今が一番いい時期だったみたい。

ミニマムの代表と言えば・・・こちらだ。
小さい上に全部緑色で探しにくい。
他の植物の草丈が伸びるその前に、一気に咲いてしまおうという魂胆。

レンちゃん

レンプクソウ。
その名のごとく、連なって群落を作っている。
ただ、誰もそれに気づかい。なんたって緑色で花が咲いてるとは思えないから。

咲いてた

天頂の花がきれいに開花してました。

開花中

おっとその下の花も、遅れてなるものかと咲いている。

可愛すぎ

まるで小包で広げるように、開いていく。

ぐりん

いかにも柔らかそうな葉っぱ。
手のひらのようにいっぱい広げてお日様を待っている。

がんばれ

申し合わせたようにみんな咲き出しました。

小林峠からの帰りにK女史とスライドした時に、レンプクソウの話になりまだ咲いてなかったと話していた。
きっと時間的に早かったのだろう。
日が出て開花を促したんじゃないかと思っている。

花を見るのって、早すぎても閉じてる。ベストタイムだと人がいっぱいで落ち着いて見れない。
なかなか難しいよね。
現にレンプクソウを見ているときに、何人の人とすれ違ったことか。
見た目緑の草にしか見えないところで、這いつくばって写真撮ってるおばさんって(笑)

大丈夫。君たちのことはちゃんと見届けたからね。
次はK女史にいい姿見せてあげて。

もう少し続くよ。

春の妖精と令嬢

5月6日の藻岩山の花たち〜1〜

スプリングエフェラメルと言えば・・・

キバナノアマナ

タイミングが悪いと一度目お目にかかれないこともある。
キバナノアマナ。

太陽燦燦としてる時間帯だったので、きれいに星形に開いてくれていた。
それにしても、茎が軟弱なので地面に這いつくばるように咲いていることが多い。
しゅっと立ってるの見たことないかもなぁ〜。

ひょろ

若干立ち上がってはいるものの・・・(笑)
右端に写っている葉っぱは、アマナちゃんの葉っぱよ。
花や茎に比べたら、葉っぱのご立派なこと。
少し粉っぽい白さがある。

キバナノアマナはエゾエンゴサクと仲良しだから、同じような場所に咲くことが多いよね。

ひかえめ

日暮れ近いせいか少ししか開いてなかった。
でも、これで満足よ。今年もありがとう。

ミヤマエンレイソウ

相変わらず派手に咲いている。ミヤマエンレイソウ。
みんなでダンスダンス。貴婦人かご令嬢か。
エルフィンロードのそれとは比べものにならないくらい大柄。

ダンスダンス

今年のミヤマさんは、顔がシュッとしてるとKさんが話していた。
ふふ。その表現がなんだかおもしろかったなぁ。

とがってる

確かに尖がってる気がしないでもない。

昨年、このあたり花の終わったあとの葉っぱがきれいさっぱりなかったので心配していたが、
今年もちゃんと咲いてくれたね。

青いピエロ

春の妖精の代表でもあるエゾエンゴサク。
今年はブルー系がとっても多い気がする。
エルフィンロードのゴサクたちもみんなブルー系だった。そして小ぶり。

中央の花が、青いピエロに見えるのは私だけだろうか?
ピエロというか・・・青い尖がった高い帽子をかぶって、ブルーの襟巻してるみたいに見える。
もしかしてこれが妖精の姿だろうか?

こぶり

笹薮に紛れるように咲いてるものが多くて、なかなかきれいな群落が写せない。

稜線と

めずらしく背が高め。すくっと立ち上がっている。花付きは地味だけど・・・

コラボ

エンレイソウとのコラボ。

そういえば、山のエンレイソウは意外にもみんな小さめなんだよね。

群落

群落が広がっているのだけど、時間が悪かったのか暗くてイマイチ広がり感を捉えきれず・・・。


シロバナ

そんな中シロバナを発見!
わりと毎年同じところに咲くはずなのだけど、小林峠コースにはひとつもなかった。
大き目の株が少なくとも二株あったはずなのに・・・。
ここのも、花付きはみっつと寂しい限りである。

青い中に

ブルー系のゴサクの中で咲いてるとすごく目立つ。

純白

まるで陶器のような白さ。美しいわ〜。

ムラサキ系

あまり見かけない紫系。
ここでも花付き少な。
先日のエルフィンロードじゃないけれど、盗蜜ばかりされてなかなか結実できないのだろうか。
今年はずいぶん長くまで気温が上がらなかったから、成長できなかったのかな?

藻岩山の花たちはまだまだ続くよ。

春の藻岩山

5月6日 ゴールデンウイーク最終日。
連休もらっていたわけではないので、ゴールデンウイーク感は全くないけど(笑)
本当は今日も出勤日だった。
ただ、「出れる人は出てね〜」ぐらいの感じ。昨年のことを考えるとそれほど忙しくないことは明白である。
というわけでお休みをもらった。

小路

こころーどの桜も満開となり、昨日は桜の名所と言える環状夢の橋はたいした人だったらしい。
そう。こどもの日は晴れる確率が高いのだ。
ここの小路の桜ロードもいい感じ。
桜はいい感じだけれど、空模様が・・・高曇り?晴れ予報にはなっていたけど、晴れるのだろうか?
そんな不安を感じつつ家を出た。

偶然着たバスに乗り込み旭山公園コースから入山。

入山

駐車場はいっぱいである。これから登る人、もう下山した人・・・。
下山したおじさんが家族か友人に電話をしていた。
「もう、山は人でいっぱいだ。ん?小学一年生とか、、、小学二年生とか、爺さんから婆さんまで・・・」と話している。妙に小学生のところだけ具体的で思わず笑ってしまった。

さて入山。10時。のんびり花モード。

急登

最初の急登。何度登ってもこの急登はしんどい。

登り切ったところから花モードは始まった。
花はまとめて後日アップします。(なるべく早くね)

登山者も多いけどトレランナーさんもたくさん。
女性もいるけど、案外年配の人も走ってたりするんだなぁ〜なんて感心しちゃった。

年々崩れて来てるジグを切る場所。
そこを通っていた時に視界の端っこに石が見えた。
え?と思ったら小さくバウンドして私の太腿に当たった。
すごく痛かったわけではないけど、思わず「イタッ!」と声が出た。
そしたら上の方で落石を起こしたおじさんが「あ、ラク・・・」と。下山中だったようだ。
おいおい、、痛いの聞いてから「ラク」は遅すぎるでしょ!
おまけにそこにとどまっていればいいのに、また動き出すものだから再び落石。
しかも登って来た私の正面に。(少し階段状になったところ)
「子供や頭とか顔に当たったら大けがだよ。気を付けて!」と注意。いや、だいぶ怒っていたと思う。
おじさんは「すいませんでしたー。すいませんでしたー。」とマッタク気持ちのない謝罪の言葉だけ。
いかにも早く終わらせてくれ。みたいな。
腹立つわ〜〜〜〜〜!このクソジジイが
今回藻岩山登っていて、最初で最後の腹が立った出来事だった。

ピークより

最初のピークから見た札幌。
手前の淡いモコモコ。春紅葉でもモコモコするんだね。

稜線から外れて小林峠コースへ。
おお〜〜久しぶり過ぎてドキドキする。
やっぱりこっちのコースはひと気がなくて静かでいいわ。

さんちょ

いつもと違う場所から見る藻岩山の頂上。
青空が広がってきて日差しが強い。

そしてコースは花だらけ。テンションあがるわ〜〜。
などと一人集中してウキウキしていた。
ふっと何かが視線の端に・・・びっくりして「うあぁ〜〜〜!」と言いながら後ずさってしまった。
なんのことはないトレランナーの男性だったのだけど。
男性は恐縮して「あ、すいみません。」と。いやいや、、あなたが謝らなくても・・・。
たぶん、私の驚きにこの男性の方がびっくりしたと思うよ。ごめんね〜。

まあ、こんな驚きもあるのが山の楽しみである。
そして今回とても嬉しかった出会いが・・・。
例によって例の場所で、なんとなくお互いに立ち止まって花談義。
その話し方と雰囲気から、もしかして?と思い切って聞いてみた。
そしたらやっぱりそうだった。
4年前に藻岩山の盗掘の件でFBを通して何度かやりとりした女性だった。
お花の情報を交換してスライド。また帰りに会うかもしれませんね。と。

家を出た時に曇天だったので帽子を持って来なかったが、失敗だった。暑い。

ほっかむり

汗拭き用だった手拭いをほっかむりして花を見る。
まるで農作業のおばちゃんではないか!いいの。いいの。(笑)

小林峠

なんだかんだと小林峠まで来てしまった。
はて、、車道を歩いて北の沢コースに入るか、再び戻るか。
しばし悩み、やっぱり戻ろうと思いに至った。
だってさ〜また同じ花が見れるんだよ〜。

分岐手前でやっぱりKさんとスライドした。
別れる時に話した大株の花についての情報をもらい、少し残念な気持ち。
Kさんは大好きなスミレの花がきれいに咲いていて嬉しいと、ほんとに嬉しそうに話していた。
聞いてる私まで嬉しくなったよ。これぞほんとの花好き。

分岐

再びここに戻ってきた。
このまま山頂に行くのもなんなので、北の沢コースを少しだけ。

春紅葉

もう少し葉っぱが出てるかと思ったらそうでもなかった。
それでも春紅葉の谷はきれいだった。
遠くに残雪の山並みが見えるのがいいんだよね。

メインコースに戻り山頂へ。

さんちょー

山頂も人がたくさんいた。
異国の人たちばっかり(笑)登山者はトレランナーはひっそりしていたよ。

えにー

支笏湖周辺の山から恵庭岳

稜線

空沼岳から札幌岳の長い稜線

おとなりさん

近くて遠いおとなりの山。
まだ雪が残ってるね。

稜線2

烏帽子岳から手稲山。

街

霞んで遠くが見えない。札幌の街並み。

ようやくひとここち。時すでに15時半。(笑)

休憩

この頃お気に入りのパワーバランス。スイートポテト味。
コーヒーに良く合うよ。

20分ほどまったりして下山へ。
慈啓会コースへ。

夕暮れ近づくとこのコースは西日が当たってきれいなんだよね〜。
まあ、晴れた日限定だけど(笑)

夕暮れ

新葉に柔らかい陽射しがきらきら。
あ〜〜幸せ。

17:00 下山終了。

記録

総歩行距離11.8キロ。時間にして7時間。
ちょっとしたパートタイムの終業時間である。
それにしても休憩時間20分だからなぁ〜。
写真撮るために何度スクワットしたことか(笑)

大満足の藻岩山だった。

ちなみにこのあと秀岳荘に行き、靴下買って帰って来た。
いやぁ〜〜歩いたわ〜〜。

写真は全てiPhoneXS。
花はデジカメ撮りしてるのでしばしお待ちを〜〜。


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