薄氷が張った昨日の中島公園。

前日の木曜日は凍った部分もまだ少しだった。
南側のカーブのところに集結。
そこはアカナラのある丘に上がる時に利用している池の縁。
カラスが岸からカモ目掛けて飛行し、ちょっかいをかける場所でもある。
見ている私も時々とばっちりを食う。

上陸不可

何気にオスばかりである。メスは中心に一羽だ。

中島

薄氷の張った昨日は、それよりもさらに南にある縁まで凍っていた。

はて。カモちゃんたちは何処へ?

ぶらぶらと歩いていると、枯葉の中に何か動きが・・・

陸上のカモ

落ち葉に群がるマガモたち。

落ち葉の下の何かを啄んでいる。
お食事処なんだろうか?

それにしても、みんな枯葉色に馴染んで見つけ難い。
あ!だからカモフラージュ?

上陸しているカモたちがあまりに可愛くて見ていると、
朝の散歩をしている観光客らしい三人の女性たち。

かわいいですね〜なんて話をして、近寄ってきたマガモの雄の尾羽のカールの話をしたら
めっちゃ喜んでいた。
派手なのが雄だよ〜と言ったら「鳥は雄の方がキレイなんですよね」と。
それはわかっていても違う種類の鳥だと思ってたらしい。

カモたちも彼女たちに愛嬌を振りまいておりました。

かくれんぼ

少し離れた場所にあった花壇。
草むらと枯葉に混じって朝食デートするカップル。
大概、オスはメスの後ろをついて歩いている。
冬はどうしてるのかな〜?


そういえば、帰りの地下鉄で、雄カモの顔みたいな色に髪を染めた若者が乗っていた。
乗降口に背中を向けて立っている。
その若者の右斜め前には、みごとに頭の禿げあがった中高年サラリーマン。
そのサラリーマンは、彼の緑色の髪をしげしげと見ている。
しばらく見て視線を逸らすも、やっぱり見てしまっている。

私は少し離れたところからその様子を見ていたのだけど、
そのサラリーマンは、若者を見て何を思ったたのかな〜。と考えてみた。

「そんな色の頭して何考えてんだ」と、若者の格好に批判的だったのだろうか。
「自分の息子はこんなんじゃなくて良かった」と、自分の育て方に安堵しただろうか。
「そんな色に染めていたらどこの会社も雇ってくれないぞ」と、社会人の先輩として危惧しただろうか。

それとも
「染められるだけ髪があっていいなぁ」と、むしろ若さを羨んだだろうか。
「オレも若い頃はこんな時期があったなぁ」と、懐かしんだだろうか。
「今はいいけど頭皮を痛めて将来禿げるぞ」と、心配しただろうか。

少なくとも後半でないことは、目線でわかる。

頭のてっぺんが黒髪になっていたから、たぶん2〜3か月くらい染めてないのだろう。
毛先もちょっと痛みがちな感じだ。
目が隠れるくらい下げた前髪の隙間から見える世界はどんなものだろう。
大人しそうな彼の唯一の自己表現が緑色の髪の毛なのかもしれない。

それでも、自分の立っている方向のドアが開く駅に近づくと
ちゃんと離れて場所をあけていた。(動き出すと元の位置に戻るけどね)
自分の周りの他人に気を使える子なのかも。
ドアの際に立って、微動だにしない40代のサラリーマンよりもよっぽど好感が持てる。
柔軟な気持ちを持ったまま大人になって欲しいとオバサンは思った。

どんなことにも、どんな人にも「かも」はあるんだよ。