さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

道央の山2006

晩秋の空沼岳−後編−5

11月4日  空沼岳(そらぬまだけ)−後編−(1251M)

展望台を後にした私たちは、いったんゆる〜く下ります。
この先、稜線に上がるまではちょいと急登。足元には岩も出てくる。

ぞくそくと上から人が降りてくる。
みなさん、足場が悪いので難儀してるようです。それというもの・・・

凍てついてる

 

 

 

 

 

 

 

 


お〜あんびりばぼぉ〜〜!!凍ってるよ!こりゃ滑るぞ〜。
ストックもないので慎重に行く。

危険地帯を通り抜け、ジグを切るように稜線に上がる。

稜線から札幌岳

 

 

 

 

 

 

 

 


稜線から振り返ると、札幌岳が見える。左側の山がそうだよ。
あとは、山頂まで危険な場所はない。
おっと、、以前は崩れかけてた場所があったが、笹刈りをして別にルートが出来てました。お〜〜歩きやすい。

山頂直下のハイマツのトンネル風だったところも、これまた綺麗になってました。
ん〜〜登り易いけど、ちょっとつまんないかも。

到着(^_^)v

 

 

 

 

 

 

 

 


ハイ。13時40分 到着よ。(^_^)v  だ〜れも居ない山頂。独り占めだ!
あ。品丸が居たんだった・・・

縦走路の奥には狭薄岳

← ハイ。クリックで拡大!
ハイマツの向こうには、縦走路がチラッと見える。
左手にある端正な形の山は狭薄山(さうすやま)。
夏道はない。残雪期によく登られるね。
山頂直下の斜度といったら堪らんよ。
来年、また行ってみようか。


万計山荘を探せ!赤い屋根だよ

←ハイ。こちらもクリックで拡大。
ウオーリーを探せじゃないけど、万計荘を探せ!
赤い屋根が目印だよ。見つけたかな?

奥には、登山口のある採石場が見える。
バスだと、そこから歩くことになる。長〜いよ。


他に誰も居ないのをいいことに、、ハンディ標識で遊ぶ。

新庄ポーズ卓球愛ちゃんポーズ さ〜!後の恵庭岳がきれいですねぇ〜〜。

こちらはクリックしても大きくなりません。
アシカラズ・・・<(_ _)>


標識は、元の場所に戻しておきましたよ。

さて、さて、時間がなくなってしまうので、遅い昼食でもするか。
普通だったらシマリスがおこぼれをもらいに来るのですが、時間も時間だし、
今日の登山者の人数を考えると、もう腹いっぱいだろうね。

コーヒー準備中

 

 

 

 

 

 

 

 


時間があれば、空沼(からぬま)でも見に行くのだけど・・・ちょっと無理。
そうこうしてるうちに、カップルさんも登頂した。

食事を終えて、14時10分下山。おっと展望写真忘れてた!

山頂台地の向こう側

 

 

 

 

 

 

 

 


左手前に見えるのは、イチャンコッペ山。 その奥には紋別岳
右手に分かり難いが支笏湖が見えてる。

漁岳

 

 

 

 

 

 

 

 


目の前には漁岳。 生憎、羊蹄山は霞んでカメラでは捉えきれませんでした。

ダケカンバの林

縦走路の分岐から、札幌岳を再び見る。

遠いよな〜〜。
いつか、縦走しようと思ってるけど、藪ってるらしいし・・
また、笹刈りしてくれないかなぁ〜〜、、(~_~;)

 

滑りやすい氷の道も慎重にくだり、展望台からまた山頂を振り返り、
「バイバイ。また来るよ」と山に誓う。

小さな命

 

 

 

 

 

 

 


 

ザレた道を下ると、再び真簾沼だ。ここでまた違うカップルと遭遇。
今度は、インターナショナルだ。外人の女性と日本男児。
この日本男児、よほど嬉しいのか跳ねるように、下山していく。
一度、泥に足を取られてすっころびそうになってたけどね。(*_*;

なにやら、北大の学生らしく、空沼小屋前には、たくさんの外人さんが居た。

おっと、、忘れてた。本日 一番のお気に入り・・・一番なんだけど2枚あるよ。
もちろん、クリックで拡大してね! 

真簾沼に雲水面にダケカンバ

 

 

 

 

左は、真簾沼。水面に映った雲が、とってもきれいだった。
右は、万計沼。光線が変わったので、映る景色がまた違ってた。

気になる時刻は15時20分。日没に間に合うのか??5分休憩。

空沼小屋の若者たちに、手を振って見送られ、、先を急ぐことにする。
外人さんはフレンドリーだなぁ〜。 品丸!行くよ!はぁ〜〜い。

滝の飛沫

 

 

 

 

 

 

 

 


危うい渡渉橋も、滑りやすい木材の道も、なんとかクリア。
笹原が広がる場所まで来て、少し安心。あとは、さほど危険なところもない。

途中、大きなザックを背負った若者3人とすれ違う。
お。食料班かな?みんな待ってたよ。と、心の中で教えてあげた。

だんだん薄暗くなってきてるので、気が焦るばかりだ。

月が輝き出す時間

 

 

 

 

 

 

 

 


ふっと、見上げると空には月が輝き始めていたのだ。
思わず「うわ〜きれい」と声が出たものの、ゆっくりピント合わせてる時間もない。

左手に沢の音を聞き、もう少し! やった~下山!!

16時50分 下山終了。今日もまた日没直前でした。
登山口の沢で、靴の泥を落としていると、カップルさんも到着。お疲れさん。
きっと、ノンストップで下山してきたんだろうなぁ〜〜。
彼女のズボン、ドロドロだったよ・・・。

こうして、大慌ての晩秋 空沼岳登山は終わったのでした。。。

空沼岳・・・いつ来ても、心温まる山なのだ。

晩秋の空沼岳−前編−5

11月4日(土)  空沼岳(そらぬまだけ)−前編−(1251M)

前日の遅い出足を反省し、夜の居酒屋祝杯も早々に終えた二人だったのに、
登山口に着いたのは10時だった・・・(-_-;) ほんとに反省したのか?
登山口付近の駐車場は、ほぼいっぱい。 うまいこと場所を見つけて駐車。

この山は、以前も書いたことがあるが、私が山登りにはまっていくきっかけになった山でもある。毎年1回は登ってる。約1年半の再訪だ。

品丸とは98年10月10日に一度登っているのだ。
いまいち天気が良くなく・・・いや、、それ以上に品丸にはヘビーな山だった。
というのも、品丸は前日、会社の忘年会か何かで定山渓に泊まっていたのだ。
7時のバスに間に合わせるために、寝たのが3時というにも関わらず合流。

そのころは、私の装備も街着と変わらないものばかりだった。
もちろん足元はスニーカー。カッパも不携帯。ザックも普通の街用。
あきらかに、山をなめきった登山者だった。今思うと、恐ろしいね。

品丸曰く・・・ほぼ、記憶に残ってない。私の作ったおにぎりが大きすぎて食えないと言ったのは覚えてる。。。。そうだった!文句言わずに食えっつうの!(ーー;)

そんなこんなで、品丸的にはリベンジ登山なのだ。

10時15分 入山。
まずは、丸太の橋を渡る。
ここにあった鉄製の橋は、なんと台風18号で流されてしまったのだ。
万計山荘を守る会の人々が、渡りやすいようにと作ってたのがこれ。

丸太渡り

 

 

 

 

 

 

 

 


ちゃんと取っ手もあって、とっても歩き易い。
ここで、恐いもの知らずの品丸が、渡渉と丸太渡りが苦手ということがわかった。
山を始めた頃よりも、苦手なものが増えてるというのだ。
ん〜〜〜いい傾向だ。少しくらい恐怖感があったほうが慎重になっていいよ。

それほどドロドロしていない登山道をすすむ。
と、ここで入山届けを書いてないことを思い出した!
戻る時間がもったいないので、今日はそのままスルー。降りてきた人に頼む?
25分ほどで、二股に到着。いいペースだよ。

木々の葉っぱもすっかり落ちて、見通しはいいものの、笹が背丈よりも高く
熊さん、、出てこないでね〜〜と願うばかりだ。(本日も鈴なし・・・)

小さな小沢が出てくる。少し、以前と登山道の様子が変わってた。
このあたりから、足元がドロドロしてくる。

清流に何か居る!

 

 

 

 

 

 

 

 


ほら〜こんなにきれいな水なんですよ。。。水面に何か居るの分かる??

横滑りしやすい道

 

 

 

 

 

 

 

 


歩き易いような、歩き難いような木材の敷かれた道。
湿っているので、うっかりすると横滑りします。快調に登って行きますよ。

2度目の渡渉

 

 

 

 

 

 

 

 


途中にある2度目の渡渉地点。
沢幅が広くなったのか、木材の橋が壊れたのか??
おっかなびっくり渡る品丸。確かに渡り切る手前の丸太が、ぐらついてビビッた。

ここを渡ると、万計沼までもう少し。
が、しかし、、ここからが意外ときつかったりする。
あと800メートルあたりで、カップルさんが休憩中。おや?食事中?
おじゃましまぁ〜すとは言わないけど、そんな気分で通過。

万計沢の源頭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この滝の上の上がれば、万計沼だ。
以前は足場が悪かった場所だが、今は崩れて踏まれて非常に歩きやすい。

開ける視界

 

 

 

 

 

 

 

 


見えた! 一番ワクワクする瞬間だ。 今日も万計沼が優しく迎えてくれる。

らぶらぶ隠し撮り北大空沼小屋

 

 

 

 

ふと、空沼小屋の方を見ると、ここにもカップルだ。 隠し撮りしちゃった〜♪
いい雰囲気なんだこれが。小屋を遠くから見ると右画像。クリックで拡大!

万計山荘 募金募集中!

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらは、修繕費用の募金をお願いしてる万計山荘。 きれいな小屋です。
左手裏にトイレがある。 募金箱に募金する。 ビビたる金額ですが・・・

11時55分 万計沼に到着。しばし休憩。クリックして静寂を感じて!

晴れた秋空静寂な時間

 

 

 

 

空は、ぽっかり白い雲が浮び風も穏やか。湖面に対岸の木々が映る。
時間が遅いので、ほんとに静かだ。 ここまででも楽しめるくらいだ。
ここの沼では、夏はミツガシワが湖岸に咲いてきれいだよ。

先ほどのカップルも来て休憩だ。
品丸と私は、二人を見ないようにして耳だけすっかりダンボだ。(~_~;)
12時10分 出発。 「いやぁ〜熱かったねぇ〜」← 意味ありげでしょ?

40分ほどで2番目の沼。真簾沼(まみすぬま)← マスミじゃないよ。

真簾沼

 

 

 

 

 

 

 

 


たくさんの登山者が休憩中でした。
大概、山頂で休憩して、下山の時に、もう一度ここで休憩する。
夏には鴨も居たりして、、冬は結氷するので真っ白。
春は増水して、見えてる岩は水没してしまう。

沼を背にするように沢地形を上がっていく、久々の急登だ。
足元は、ちょっとザレて歩き難い。 登りはともかく下りは要注意だ。

登りきると展望台と言われる場所。

目指す山頂

 

 

 

 

 

 

 

 


13時00分 到着。 目指す山頂が見える場所なのだ。

あともう少しだ!って、、2時までに着くのか??

夕日岳5

11月3日  夕日岳(ゆうひだけ)   (594M)

小天狗岳を下山した私と品丸は、次のターゲット?夕日岳の登山口へ。
夏山ガイドに載ってる札幌近郊の山の中で、唯一登ったことのない山だ。
なにかのついでに、、と思っていたので、この機会を使うことにした。

が、しか〜〜し、登山口側の駐車場に着いた時にはすでに3時をまわってた。
いちおうガイドブックによると、登り50分 下り 35分とある。
夏ならまだしも、今は秋。 日没は5時頃だ。んーーーーギリギリって感じ?
とりあえず、行ってみますか! ということで、登山口を3時10分に出発。

まずは挨拶から登山口

 

 

 

 


まずは定山渓神社の狛犬たちにご挨拶。「おじゃましま〜〜す」
(画像は下山直後のもの。フラッシュ使用で全体的に赤い・・・ほんとは薄暗)

登山道は、神社の左奥にある。標識から入ってすぐに登山届けボックスがある。
今日も数名登山してるようですね。 地元の人?

落ち葉ロードだ

 

 

 

 

 

 

 

 


足元はすっかり落ち葉ロード。
カツラの木が多いのか、甘い匂いが漂う。ん〜〜秋の匂い。

左手に小沢と砂防ダムを見ながらしばらく進むと、最奥のダム手前で対岸へ。

妙な看板

 

 

 

 

 

 

 

 


見えてくる妙な標識。 「夕日岳登山口 」 ん?登山口?
今来たところは、まだ登山口ではないのだろうか?

左に折れると、ここも沢地形。 ぐぐんと登り山腹に取り付く。
足元ドロドロで滑りやすいので、注意が必要です。

非常に歩き易い登山道。来た方向に戻るような感じのトラバース。
しばらく進んでやっと奥方向へ。 でも、これもほぼ水平移動気味。
ゆる〜〜〜く登りなんだと思うけど、それさえも感じさせない。
再び、戻るようなトラバース。。

品丸と「ねえ、、なんだか無駄にトラバってない?」「戻ってるよね・・・」

そうなのです。歩いてる左手には、今歩いて来た所が見えるのだ。
ここからが長かった。延々 トラバース。 途中数箇所危ないかな?という場所。

白樺林

それ以外は、走れるくらいの登山道です。
傾斜もないので、登るというよりは歩くという感じ。

白樺は葉を落としてしまってる。
カラマツは、まだ紅葉もしていない。

「どこまで続くんだ〜〜」と飽きてきたころに
ようやく見晴台へ到着だ。

まるで、円山のようにカラスの大群がいる。
私たちが来たために、バサバサ〜〜と飛ぶ飛ぶ。


見晴台から定天と小天狗

 

 

 

 

 

 

 

 


見晴台からは、定山渓天狗岳と先ほど登った小天狗岳が並んで見える。
手前のこんもりした山は、朝日岳。ここまでで所要時間35分。
んーーーー山頂まで、20分とあるぞ。がんば〜〜〜!!

さらっと写真を撮って、山頂を目指す。やっと登りが出てきた。
よっしゃ〜〜!! ノンストップで歩いてるので、後の品丸が厚着してて
汗ダクとはつゆ知らず、、(~_~;)

小さなピークを何度か越える。山頂はどこだぁ〜??
なんて言ってるうちに、ポンと山頂に着いた。 16時ジャスト!ふぅ〜

展望なしの山頂

 

 

 

 

 

 

 

 


が、しかし、、この山頂は展望がない。
今は樹木の葉っぱが落ちてるからなんとか見えるけど、夏とかなら展望皆無だろうなぁ〜〜〜。ベンチがあるので、ゆっくり休みたい場所だ。

水分補給と山頂写真、品丸は上着を脱ぎ、しばし休憩。でも10分なし。
さーさー下山するよ。

ほんのり夕焼け

 

 

 

 

 

 

 

 


雲が広がって、その間から小さな夕焼けが。いか〜ん日没が・・・(*_*;

5時には暗くなってしまうので、その前までには下山したい。
雲が広がって空が晴れてないということは〜樹林帯に日が入らない。
今日のザックにはヘッデンは入ってない・・・
もちろん品丸のザックにも入ってないだろうなぁ〜〜(事実入ってませんから)
おまけに、鈴も不携帯ですから〜〜(ダメダメ登山者です!)

少々焦る私に反して、品丸は「大丈夫 大丈夫」 ←なんなんだこの余裕は??

樹林越しの夕焼け

 

 

 

 

 

 

 

 


樹林越しに見えた夕焼けが、「早く降りろ〜〜」と言ってるようだった。

さっき登ったばっかりの登山道を、今度は下る。
見晴台からは、傾斜がないので、かかる時間はかわらないと読んだ。

時々走ったりしながら、夕焼けと追いかけっこ状態で下山。

山が見えないまもなく日没

 

 

 

 

 

 

16時40分 下山終了〜。ふぅ〜〜、、(*_*; 
駐車場に戻った頃には、山は闇に包まれてました。

えーーこの時期の山歩きは 早出しよう。とつくづく思ったのであった・・・。

で、明日は何処へ? 早起きできるのか??

小天狗岳5

11月3日 小天狗岳(こてんぐだけ) (765.0M)

2日夜遅く 品丸が函館から到着。
私も1週間の疲れが?残るのか、当然のように朝は遅くなる。
まぁ〜着いて布団入ってから、あーでもないこーでもないとしゃべってるので
寝るのが遅くなってるんですけどね、、、(~_~;)

天気も思ったよりもいいので、いざ出発。
定山渓温泉付近まで来たものの、「とりあえずさっぽろ湖を目指すか」と言ったが
大きな間違いだった。
さっぽろ湖の外周をぐる〜〜っと、、「このままだと小樽に行きますが・・・」(*_*;
間違えた! 再びゆ〜た〜んして、なんとかダム下園地へ。
過去、数度来てる私だが、如何せん当てにならないナビなのでした。

なんせ出足が遅いので、登山口に立ったのは11時50分。遅すぎだって。。。
すでに、9名ほどの登山者が入ってるようでした。

登山口

 

 

 

 

 

 

 

 


すっかり葉の落ちた林を進みます。
足元には、たくさんの枯れ落ち葉。サクサク サクサク・・・・

枯れ落ち葉の道

ちょうど今頃だと、下草も枯れて歩きやすい。

急な場所には階段があるものの、朽ちてしまってたり、
板を押さえていた鉄の支柱があちこちの飛び出して
少々危険を感じる登山道だったが、最近、その支柱を
土に埋め込んでくれた方々がいたとかで、
とっても歩きやすくなってた。

湖岸を車で走ってるときには、パラっと雨も降ったりしたものの、気温が高い。
雲間からの日差しがけっこう強くて、登り初めてまもなく二人とも大汗だ。

「11月だっつうのに、この暑さはなんだ!」「帽子忘れた〜〜日に焼けるぅ〜」
などとぼやいても、後の祭りなのだ。

途中 おじさん4人とご夫人一人のグループ。どこからともなく両手にキノコを
抱えて出てきた。うはぁ〜〜美味しそう。今日の晩酌用かな?

ジグをきりながら、ぐんぐんと高度を上げる。
30分ほどで、右手に岩場が出てくる。
いつもは通り過ぎちゃうけど、今日はちょっと寄って見ましょう。(^O^)

途中の岩峰より


思った以上に狭い岩塔の上から、さっぽろ湖。
その後には、どでーんとした烏帽子岳とその右には
定山渓神威岳。

岩塔そのものが崩れそうなので、ちょっとビビル。


後から登ってきた親子連れの子供に「あ!あんなところに人がいるよ!」と
指摘されてしまった。ヤバイ、ヤバイ、、登りたいって言い出したらどうしよう。。
そそくさと降りて、再び登山道へ。

帽子だけ

 

 

 

 

 

 

 

 


ほんの少しだけ傾斜が緩くなり、再び登りが始まる。
ここからまたちょっと辛くなるんだな。

登りきったころには、爽やかな風が吹いてた。

眼下に札幌湖

山頂手前の登山道は右手がきれ落ちてる。
高度感抜群よ。ロープが張ってあるので注意してね。

そこからさっぽろ湖を見下ろすとこんな感じ。

遠くの山は、霞んで見え難い。雨・・降りそうだ。


山頂

 

 

 

 

 

 

 

 


途中、寄り道したわりには、1時間で到着。
だ〜れも居ません。「二人っきりだね」って、あんたとじゃぁねぇ〜とお互い。

定山渓天狗岳雨雲接近中

 

 

 

 

山頂から正面には、定山渓天狗岳。その左横には余市岳かな?
いやぁ〜な感じの雲が近づいてきてた。

とりあえず、お昼ご飯にしよう!
コンビニで買ったサンドイッチとコーヒー。(ポットにお湯を入れてきました)
まったり30分ほど休憩。 先ほどの親子も到着だ。

雨も降りそうなので、下山することに。

落ち葉を踏みしめて

 

 

 

 

 

 

 

 


見事に外股歩きの品丸。 やたらと細く見えるけど、、この画像、詐欺だな。

ドライフラワー

 

 

 

 

 

 

 

 


ニンジン系の花だったのかな? 立派なドライフラワーです。

品丸〜〜ちょっと呼んでみた

 

 

 

 

 

 

 

 


このあたりで、公にできないアホな撮影会をする。
カメラマンの品丸は、いまいち納得いかなかったようだった。

股が短い

 

 

 

 

 

 

 

 


大きな木の跨ぎは、非常に難儀してました。

車道の下をくぐります

 

 

 

 

 

 

 

 


往復しちゃった道路の下をくぐったら登山口です。

14時20分 下山終了。

その後、園地にあるダム資料館を見学。無料だよ。
登山者は、入る前に靴の泥を落としてから入館してね。
ダムの作り方から、定山渓の動植物、いろいろとお勉強になりますよ。

では、次の山へと行きましょう。。っていうか、もう3時だし!

銭函天狗岳5

9月3日 (日)   銭函天狗岳(536.7M)

昨日偶然、藻岩山で会ったT師匠と行ってきました。
藻岩山で話をしたときは、T師匠「八剣山でも行きたいな〜〜」と。
そんな師匠のリクエストは一切無視して、銭函天狗岳へ誘う。(^^ゞ
いえいえ、、なんとなく岩のある山がいいんだな、、とちゃんと考えましたよ〜。

この山は、2度ほど登ったことがある。
ツアー登山始めて参加の山がこの山だった。
その後一度登ってるはずなのに、なぜか記憶に薄い山なのだ。

分かり難い登山口まで、一度だけ間違ってなんとか進む。
行き過ぎちゃって墓地の横まで来てしまった。Uタ~ン。
砂防工事中らしく、登山口手前にある駐車スペースに停めるのがベターかな。
平日は、駐車スペースあるかどうかはわかりませんのでご注意を。

「登山道入り口」のやたらでかい看板が登山口。
今日は、昨日よりも日差しが強く感じる。
しかも、鬱蒼とした登山道は風が通らず蒸し暑い。
もちろん蚊がブンブン飛んでます。虫除けがまだまだ必要ですよ。

緩い樹林帯を進むと、ポツーンと小屋が見えてくる。銭天小屋だ。
この小屋は、札幌山岳会の所有で一般の人は使用不可。鍵閉まってます。

登山口 でかい看板銭天山荘

 

 

 


ここまでは、非常に楽勝なコース。 が、、しかしイマイチ記憶なし。(^^ゞ

小屋を過ぎると、自然に出来たトンネルがある。
蔓性の植物は山ブドウらしいのだが、実は生ってなかった。

自然のトンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トンネルを過ぎ、沢すじを詰めて行くと、尾根に上がる最初の急登が待っている。
距離はそれほどでもないのだが、足場がざれるので歩き難いのだ。

一汗かかされて、尾根に上がる。休憩したが風がない。(*_*;
その上、蚊がぶんぶんとまとわり付いてくる。
私は長袖着てましたが、上から刺されました。肘の上。 なんでここなんだ??

さ〜これから本格的急登の始まりでございます。

続く急登

 

 

 

 

 

 

 

 


途中にあるロープ場。このあたりは定天に比べたら軽い軽い。
時には木の根っこに捕まり〜急いで登ってるわけではないのにゼーゼー

足元に岩が出てきたあたりで小休止。あづぁ〜〜〜
「こんなにキツイ山だったっけ〜〜??」
師匠も汗ダクダクだけど、まだまだ余裕の顔だ。おそるべし70代!!

その先は、少し斜度は緩くなるものの、キツイものには変わりない。
尾根筋を歩いてるのに、樹林帯の中のせいか風がない。

やおら、目の前の展望が開ける。

肩から岸壁を見る

おーーー山頂の壁が見えてきた。

(クリックで大きくしてね〜)

今日は、岩登りをしてる人は居ない模様。
師匠は、「ここに来ると岩登りしたくなるなぁ〜」と。


基部に降りるところまで行ったときには、右の岩は登りやすい。と言ってたが、
私から見たら、どこをどうやって登るんじゃ。という壁だったよ。
というように、ここの壁は岩登りの練習場所なのだ。

岩壁から右に回りこみ、いよいよ山頂が近くなる。

岸壁の縁を行く


← 一番注意が必要な場所。クリッククリック!

私の後ろを歩いてた師匠を先に行かせる。
「落ちるなよ〜〜」と言い残し、すたこらさっさ。
「へへーーーい」


このまま進むと、岩登りの人たちが山頂へ行く道と、ぐるっと回り込む道がある。
迷わず、グルッと樹林帯に回りこみましょう。
そのまま真っ直ぐ行ってもいいけど、落ちても知らないよ。

くつろぐ爺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂へ到着。 見事に逆光だけど、手稲山がくっきり見える。(中央左寄り)
山頂の岩の後に、お二人さんが休憩しててびっくり!

師匠「登山口から1時間20分で登らされた〜〜絞られた〜〜〜!!」と言う。
ちなみにガイドブックには、1時間30分と載っている。
早い人なら1時間くらいで登れると思います。心臓やぶりの急登が問題だ!

山頂

 

 

 

 

 

 

 

 


大股開きの爺いやいや、、師匠の足を閉じさせて標識撮影。

汗がひくまで、しばらく座っているが、頭の上は蚊の大群に覆われてる。
「少しでも風が吹かないかな〜〜」と師匠のぼやき。 まったくそうだ。

強い日差しを浴びながら、昼食を取ることに。
コーヒーを沸かし〜師匠はおにぎり、私はサンドイッチ。トマト。ゼリー。
師匠が、おにぎりの具のシャケをこぼしてしまった。
途端に蟻が寄ってきて、運んで行く。自分の体より大きいシャケの身を持つ。
時には、仲間と一緒になって運んでたよ。
下山する時には、すっかりなくなってた。

遥か奥に春香山先端から山頂を見る

 

 

 

 

山頂は、もう少し奥までいけるようになってる。
いちおう、手稲金山コースというのがあるらしいのだが、今でも歩けるのかな?

花の後はストーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この場所もちょっとした岩峰。覗き込むと落ちそうだよ。

あまりの気持ち良さに「まだ降りたくないなぁ〜」という師匠。
「ずっと居ればいいっしょ」と言い放つ私。(師弟関係とは思えない発言!
私の生意気な発言も師匠だからこそ許されるものだ。

山頂に居る間に、汗で濡れたバンダナはパキパキに乾いた。
長袖着てるのに、なぜか日焼けしてるし・・・どういうこと?

なんだかんだ言いながらも下山。クリックして雰囲気味わって。高~~い!!

すすき揺れる爺早まるな!

 

 

 

 

小さい山ながらも高度感バッチリ。 眼下にはゴルフ場が見える。

コウゾリナ

 

 

 

 

 

 

 

 


妙なアングルでピントが合ってしまった。たぶんコウゾリナ

頭隠して尻隠さず

← こちらはトリカブト。大きくなるよ。

なにか小さく見えるものは!

蜂さん。食事中。お昼時だもんね。
頭突っ込んで食べてるよ。


急登を慎重に下り、あっという間に?尾根の末端。
登りに比べ吹き抜ける風が、とっても気持ちいい。

尾根から降りる途中で見たものは・・・

日本海は真っ青

 

 

 

 

 

 

 

 


木々の間から見える 日本海は真っ青だった。

3度目の正直。今度はちゃんと記憶に残る山になりそうだ。
師匠 どうもありがとね〜〜(^O^)/

よし。これで縦走の訓練終了〜♪(ゆる〜〜〜い訓練。こんなんでいいのか?)

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