さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

旅日記 道内編

お気持ちだけ

毎朝、毎朝、白銀の世界を想像しながらカーテンを開けるのだけど、
いつ見ても鈍色のアイスバーンが光っているだけ。
おいおいおい、、、暖冬だからって、もう12月も下旬だよ。
冬将軍様。このやる気のなさはなに?
とは言え、雪が少ないのは札幌だけなんじゃないだろうか。
道北方面はそりゃ〜えっらい積雪になっているらしい。
半分でも札幌に降ってくれたらな〜なんて都合のいいこと思ってるわけだ。

それでも今日は雪が降るような気がして、トレランシューズで出勤。
ゴア仕様じゃなかったから、足先が冷たくて職場行くまでに冷え冷えになっちゃった。
ん〜〜やっぱり靴下も少し厚めのものにしないとダメだなぁ。
でも気づいたことがある。
履きこなした冬用の靴よりも、このトレランシューズの方が滑りにくいってこと。
底が柔らかいからかな〜?
それとも中途半端にすり減った溝じゃ、もう滑り止めの効果がないってことだろうか。
たぶんそうだろう。
でも、買った当初から滑る気はしていたのだけど・・・そういうこと?

一年ぶりの今の仕事。ま〜すっかり忘れちゃってるんだよね〜(笑)
特に独特なソフトを使っての作業は、やりながら思い出すみたいな感じ。
特殊なソフトじゃなくても内容によっては、むずくてむずくて。
今日ようやくその案件が終わった。ふぅ〜〜〜って感じ。

今のところ仕事は定時上がり。
年明けはどうなるかわからんけど。
退社する時に、うっすら雪が積もっているのがわかった。
もしかして、、走れるんじゃない?

もちろん危険地帯は走らないけど、最寄りの地下鉄駅までランと歩きと半分半分。
ゆる〜くだけどやっぱり走るの気持ちいい。
そして、ひとつ前の地下鉄駅で下車して走ってみることにした。

めがね橋

道路は相変わらずテカテカと危険が光を放っている。

いつも走る「環状夢の橋」
こうやってみるとそれほど高低差があるわけじゃないんだけどなぁ。
走るとだいぶキツイ気がする。

私の少し前を歩いていた親子。
お母さんと小学校低学年ぐらいの女子。
歩きながら話をしているのだけど、どうやら揉めている。
女の子がちょっと怒り気味声を出している。

そうこうしているうちに橋の上から女の子の大声が聞こえてきた。
私が橋の上に上がり切るやいなや大泣きしている。(笑)
どうした、どうした、、
お母さんは泣いてる子供を放って置いて歩みを止めない。
女の子は立ち止まってわんわん泣いている。
泣きながら文句を言ってるようにも聞こえたが・・・。
だいぶ泣いてるけどお母さんは知らん顔している。

この時の子供の心理として、こうやって大泣きしたらママが戻ってきてくれることを期待している。
ところが期待に反してママは歩みを止めない。どんどん離れてしまう。
すると、怒りとか不満の涙が今度は寂しさとかに変化して、自分でもなんで泣いてるのかわかんなくなる。
それにしてもいい泣きっぷりだったよ。
大声でおいおい、わんわん泣いてるんだから。
あの静かな夜に橋の上から女の子が泣き声が響いていたよ。状況のわからない人が聞いたら何事かと思うかもね。

ようやくお母さんが振り返った。
ちょうど走り始めていたので、ママの顔を確認。
なんと!米倉涼子バリにきれいなお母さんだったよ。
「いい泣きっぷりですね」と言ったら「どんどんうるさくなるんですよ」と笑っていた。
ママは「いつまで泣いてるの」と言い放ち、また踵を返し歩きだした。
子供hは「わーーーん、、ママ行かないで〜〜」と。
そのあとのことは知らないけど、きっと子供が走ってママを追いかけたんだろう。

夜景

もうこの写真撮ってる時には、泣き声が響き渡っていた。
空気が冷え切ってるから夜景がきれい。

子供だから当たり前なのかもしれないけれど、あんな風に感情をさらけ出して泣けるって羨ましいなぁなんて思った。
小さい頃から兄に揶揄われてはすぐにベソをかいていたけど、欲しいもの買ってもらえないからとか、
自分の思い通りにならないとかで泣いて困らせたことはないガキだったらしい。
たぶん人前で泣いたりっていうのが、自分の弱さをさらけ出すみたいで嫌だったのかな。
自分の卒業式でも泣かなかったからなぁ。
むしろ好きな先輩が卒業してく方が泣けちゃったよね。(笑)
つうか、人前で泣くの苦手だ。
人目をはばからずに泣いたのは4年前の秋。もうあれが最初で最後かも。だ。

曲線美

橋の奥に立ち止まって泣いてる女の子が映ってる(笑)

うっすら積もった雪は、絶妙に滑った。
アイスバーンのままよりはずっと快適なんだけど、うっかりするとアブナイ。
おっとっと。。という場面が何度もあったけど転ばなかったぞ!
やっぱり体幹鍛えられるのかな?
2キロにも満たない距離だったけど走るのって気持ちいいね。
少しだけ汗ばんで爽快である。

週末はホワイトクリスマスになるのだろうか。
もう少し降ったら、もっと快適に走れるんだけどなぁ。
クリスマスなのに走ることしか考えないなんて・・・(笑)
たまには山でも行けってか?


函館帰省

10月3日から6日まで3泊4日で帰省してきた。
3日、4日は品丸宅。5日は母宅。

出発の3日は札幌はパラっと小雨が降った程度。道中は天気が良く有珠山サービスエリアでも風景が良く見えた。
函館札幌間の都市間バスの便が減り、降車場所も変更になっていた。
それはそうと・・・久しぶりにバス酔いした。もう、、函館北斗駅あたりで降りたくなったがそうはいかないので頑張って乗っていたよ。
亀田支所前で品丸が待っていてくれた。ありがたや。ありがたや。
今夜は品丸宅にお泊り。ちなみに、、実家で泊まることはない。
ん〜〜この先もないだろうなぁ。
自分の家よりも断然ぐっすり寝れるという不思議。マジ熟睡した。

翌4日。品丸は仕事へ。

朝

穏やかに迎えた朝。
私は生家へ。いつもように歩いて行ったはいいのだけど、
いつより一本手前でわき道に入ったせいか、道に迷った(笑)
おやおや??Googleさん見てもよく分からないので、幹線道路まで戻りいつもの道へ。
ところがだ、なんだか様子が変わったような・・・ここだっけ??
クルマも買い替えたらしく、表札がなかったら再び迷ってたわ。
実家に帰れないってどうなのよ・・・と毎回思う。

久しぶりに会った父は思った以上に元気だった。
というか、、元気になってた??もう少ししょんぼりしてるのかと思ったので拍子抜けしてしまった。
まあ、滞在していたのは4時間ほどだったのだけど、同じ話が4リピートした。(笑)
仕方ないかな。でも、テレビを消してくれていたのは上出来だ。
亡くなった連れ合いさんの遺影の周りは花とホオズキで飾られていた。
意識が朦朧として親せきの顔は分からなくても、父のことだけはちゃんとわかっていたとのこと。
コロナ禍でなかなかお見舞いに行けない状況にも関わらず、父のことだけを認識できるので看護師さんたちが計らってくれたようだ。
最期に「父さん(父のこと)長いことありがとう」と言ってたらしい。
乳がんになって13年間の闘病生活。あっけらかんとしてとても強い女性だった。
父に幸せをありがとう。最期の言葉でこれからもずっと幸せでいられるだろう。

積もるハナシも4回聞けばもうお腹いっぱいで、実家を出たのは昼過ぎだ。
この日の函館は、とっても天気が良くて気温も上り暑いくらいだった。

ぶらぶら歩いていても、あまりにも変わってしまって懐かしいというよりも知らない街を歩いているみたい。

函館山

亀田川に架かる橋の向こうに函館山が見えた。
へ〜こんなところあったっけ。

三森山かな?

反対には三森山かな?

短い距離ではあるけど、サイクリングロードみたいなものがあった。
どうやら五稜郭方面につながっているらしい。

どれ、サイクリングロードならば走らねば。(笑)
というわけで函館でも走って来た。

サギとカラス

アオサギとカラスの攻防戦。
ここでアオサギを見るとは思ってもみなかったのでとても得した気分。

五稜郭公園は修学旅行生と観光客でいっぱいだった。
外堀はランナー見当たらず。ウオーキングの人はたくさんいたけど。
ちょうど除草作業してる最中で、箇所箇所で作業の手を止めさせて申し訳ないっす。

外堀から内堀へ。

タワーと函館山

タワーと函館山。 あのアンテナは・・・??

このいい天気に山登りたかったなぁ。とはいえ、もう時間ないしね。

五稜郭ラン

外堀、内堀、公園内を走ってみた。
軌跡が星型☆ ちゃんと作ってみたかったんだ〜。

タワー一階はWi-Fiも使えるし休憩場所には最高だ。
近くにラッキーピエロもアジサイもあるけど、それほど興味がない。
実家でラーメン食べてきたし。

それにしても修学旅行生がたくさん。小学生?中学生? この時期にどこから来てるのだろうか。

ガラナ

ラッキーガラナを飲んでみた。

ん〜〜至って普通のガラナであった。
今の世の中、空き缶を捨てられる場所がなく、、品丸宅まで歩いて帰ったのだけどずっと持って歩くはめになった。(笑)

夜は肉鍋。うんまーーーーい!!
久しぶりにアルコールも。おいちぃ〜〜〜(≧▽≦)

二日目の夜は過ぎて行ったのだ。

帰省三日目。いよいよ雨だ。
今日は品丸が休暇を取ってくれたのでドライブである。
まあ、私が帰省するときは大概雨が多い。気持ちを表しているのだろうか。

まず向かったところは、新しくできた道の駅「なないろななえ」だ。

男爵イモ発祥地

男爵いも発祥の地。えーーーニセコとか倶知安じゃないんだ!

中はお土産屋さんや食事場所が整っていて、土日は大賑わいらしい。
地元の野菜や果物の即売所もある。ここでリンゴをゲットした。札幌にだって売ってるだろうって?
七飯はリンゴの産地だからね。安くてうまい。

お次は大沼公園。雨ですから〜〜〜。

雨の大沼

この雨の中スワンボートが・・・。
外国人カップルで、男性はノースリーブのゴツイ人だった。寒くないのだろうか。

ぼんやり駒ケ岳

うすらぼんやりと駒ケ岳が見える。
紅葉もまだまだって感じ。

初秋

全体がうっすら見えた。
えっと、、ここは「千の風になって」の歌が出来た場所なんだって。
知らない事いっぱいあるわ。

晴れていたら島巡りしても良かったのだけどなんせ雨だし。
どうやら道がドロドロになってるらしい。

道のきれいなルートを選んでしばし歩く。

エゾノコンギク

おお。これは!ようやくエゾノコンギクではないだろうか。
葉っぱがギザギザだ。

小島の向こう

左端に白い橋が見えるだろうか。
あんな風に小島を結ぶ橋があって一周できるようになっているんだって。
また今度晴れた時に歩こうね・・・って、、次はいつ帰るのか??

サッポロマイマイ

函館在住のサッポロマイマイ。 きれいな渦巻き模様と同じ模様の首筋。
スタイリッシュだよね。

さて、昼食。おすすめの一件目はなんと休みだった。ガーン。
二番目におすすめの「梓」というお店。
知らなかったが大沼は「あんかけ焼きそば」が名物らしいのだ。いつから??

梓 あんかけ

大盛ではない普通盛。大変美味しゅうございました。

あんかけ焼きそばの肉がザンギでびっくりしたけど。普通は豚肉じゃね?

大沼を後にソフトクリームで食べるかと向かった先は、山川牧場。
なんと!休みだって。(笑) とことん休みに当たるなぁ。

牛のおしり

少しだけ牛舎を覗いてきた。
牛さんがいっぱい並んで座っている。並んだお尻を見てきた。なんか、、可愛いね。

雨はそれほどでもなく降ったり止んだり。
走る車の後方には真っ黒い雲がずんずんと近づいてくる。こわ〜〜〜。

原木(はらき)にある「ふれあい湯遊館」へ。
驚きの360円。アメニティグッズは一切ないけど、今400円以下では入れないでしょ。
まあ、お風呂は43〜44℃と熱くて、脚を入れた途端に「あちちちち」と言ってしまうほど。(笑)
そこが一番大きいので、温度の低い湯舟はすぐにいっぱいになってしまうのである。
タイミング良く空いてる時間だったので、のんびりできました。

ちょうどお風呂に入ってる間に集中して雨が降ったみたいで、帰り道ではあちこち道路に大きな水たまりが出来ていた。
雨のドライブ楽しかった〜〜〜。品、いつもありがとうね。

さて、今夜は母宅へ。。。試練である。


二泊三日車中泊 女二人旅

5月3日 ほぼ15時 函館から遠路はるばる品丸到着。

コーヒーを飲んで一息入れて、私は朝から干していた洗濯物を取り込んだ。
旅に出かける前の洗濯は必須項目だ。
今日はカラっと天気がいいし、気温もそこそこ高く乾きが良かった。

午前中のうちに作っておいた荷物を品丸車へ載せていざ出発。
二泊三日の女車中泊二人旅の始まりだ。

ここ数年のコロナ禍とそれまでの数年間は私の山小屋勤務のために五月のゴールデンウイーク山行は実行できなかった。
昨年はそのチャンスがあったけど、私の膝の調子が悪いためどうにもテンションが上がらず中止に。
なので、ほんとうに久しぶりなのだ。
ましてや今年は雪どけが早く、花の開花もだいぶ早まっている。
あの山だって例外ではないはず。
そう思って選んだのはアポイ岳である。
何度かゴールデンウイークに出向いたことはあるけれど、見たい花はほぼ蕾で見れた試しがない。
唯一見れたのは今では見られなくなったヒダカソウぐらいかな。
ある意味、奇跡である。それ以来コース上ではヒダカソウは無くなったとのこと。
地元の中高生が人工栽培に挑戦していると聞いたが、その成果はどうなんだろう?
などなど気になることはたくさんあるが、それは明日のお楽しみ。

久しぶりの品丸とあれやこれやと話がはずむ。
建設途中の無料高速道路を利用して日高へ行く。

たぶんこの日高路で一番にぎわっているのは静内だろう。
ショッピングセンターからゲームセンター、知るところの外食産業がいたるところにある。

17時30分。早々に晩御飯とする。
選んだのはビクトリアステーションだ。
サラダバーで野菜がたくさん食べられるのがいいよね。
札幌にもあるけど、こういう地方のチェーン店ってなんか緩くて好きだなぁ〜。
働いている高校生らしき女子の少し垢抜けていない感じがいいわ〜。
もちろん接客はちゃんとしてましたよ。

肉も野菜ももりもり食べて先に進む。

アポイ岳の登山口。
キャンプ場もありたくさんのキャンパーが焚火しているのが見えた。
駐車場に車を止め車中泊の準備。
ご飯も食べたし、歯も磨いたし、あとはやることないわ〜。
酒好きの品は車中泊中はお酒を飲まない。
私は普段からそれほどお酒を飲むほどでもないので、「寝るか!」ということになった。
まだ20時である。(笑) 今時の小学生だってこんな時間に寝ないわ! 夜中に目覚めるパターンだね。
とかなんとか言った割には、身体を横にして目をつむるとそのまま眠りの淵に落ちて行った。
それこそ朝方寒くて目が覚めたくらいで、再びぐっすり。
ちなみに私は家で寝るよりも車中泊の方が断然よく寝れる。爆睡である。(笑)

5月4日 5時過ぎお目覚め。
アラームなしでも起きれた。当たり前である。
20時から寝てるのだから。9時間は寝てることになっている。

おはよう

黄砂の影響か?なんだか霞んでいるような。

品丸がつぶやいた。
「ここ車中泊禁止だったんだね」と。え??
私たちの止めた場所のすぐ横にその主旨が書いた看板があった。
あっちゃ〜〜。知らずに止めてゴメンナサイ。
本来キャンプ場の駐車場に止めるのがルールらしいです。次からは気を付けます。

まずは朝ごはんである。
カセットコンロでお湯を沸かす。以前は登山用のガスバーナーでやっていた時期もあったけど、
車中泊ではカセットコンロの方が断然ラクチンである。
山にはポットにお湯を入れて持って行く。山頂ではコーヒーにしかお湯を使わないのでポットで十分。
まあ、ラーメン食べるとか言う人はガス持ちだよね。
登山を始めたころは山頂でインスタントラーメンがステイタスだったけど、今は軽く済ませたい。
昨日のうちに静内イオンで買い込んだパンを食す。コーヒーはブルックス持ち込み。

晩御飯が早すぎたのか、食欲のスイッチが入りやたらと食べられる。
困ったもんだ。

食事を終え片付けをしていると、一人の少年がトコトコやってきた。小学生低学年というところだろうか。
「おはよう、何してるの?」と、物怖じしない子だった。(笑)
こっちも「ごはん食べてたんだよ」と普通に会話。
「どこから来たの?」と聞くと「東」と。え?札幌の東区とか??東根室のことだった。
「名前なんていうの?」少年よ。今からナンパか?
「申し遅れましたmotorikoと品丸だよ。よろしくお願いします。君はなんて言うの?」
少年は答えた。「マコト」 私たち「マコト君か〜いい名前だね」
少年は言う。「マコトって名前好きじゃないんだ」 私たち「え〜なんで?いい名前なのに。どんな名前が良かったの?」
少年は答える。「ユウとか・・・」 私たち「ユウねぇ、、、マコトの方がかっこいいよ」と言ったけど納得入ってなかったようだ。

となりの車で登山の準備をしていた男性が「ほら、自分で準備しないと行かないぞ」と。
おお〜〜お父さんかいな。そのうち車からお母さんらしき人が出てきたが、少年にとっては祖父だったのだ。
ザックを背負って一丁前の恰好をするマコト君。両手にストックを持っている。
おじいちゃんが「ストックいらないぞ」マコト 「持っていく」 私 「邪魔になるよ」
マコト 「いいの!持って行きたいの!」と少々癇癪持ち。
おじいちゃん「要らなくなってもじいちゃん持たないぞ」
マコト 「絶対持って行くもん」とムキになっていた。
おばあちゃんにも説得されてようやく持たなかったようだ。

お父さんもお母さんも仕事でじいちゃんばあちゃんの預かりなのかね・・・
なんて品丸と話をしていた。それにしても、全く人見知りしないってすごいわ。

準備を整えていざ出発と相成った。
山行記は別記事にしますが、ざっくり写真だけ。

テンションあがる

テンションアゲアゲ

もやもや

急登に息もアゲアゲ

かれん

枯野にピンク。きゅ〜んだね。

7時に入山して下山は14時50分。
どこかでパートしてましたか?ってくらい山中滞在時間が長い。
いいのだ。どれだけ花を見つけられるかが勝負なんだから。

さて、風呂はどうしよう?
アポイ山荘のお風呂が妥当だとうが、キャンパーの人たちもみんな行くのではないだろうか?
混雑を嫌って「レコードの湯」へ行くことにした。
一度は行ったことがあるはずの温泉だったけど、到着しても全く記憶と違っていた。
そして・・・激混みだった(笑)
ま、ゴールデンウイークなんだから仕方ない。入れるだけでもいいよ。

譲りあって体を洗い、ぬるぬるした泉質のお湯に浸かる。
あ〜〜〜気持ちいいわ〜〜〜。温泉もひっさしぶりだぁ〜。

レコードの湯

ホテルも併設されて泊まれるんだね。
外観を見ても全く記憶が蘇らず・・・。

さて、明日はどうする?
どこにしようか。天気は下り坂だし、午前中勝負だね。
当初、「馬追山」にしようという話もあったのだけど、結局樽前山にしようということになった。
なるべく近くで寝たいので、再び車を走らせる。

高速に入るころには真っ暗だ。
沼ノ端西で降りるところ間違えて再び浦河方面へ・・・間違える人が多いのか、すぐに降りれるところがあって降りたはいいけど道は真っ暗。
そんな中、一人のおじさんが手を上げて近づいてきた。流れに乗っているところで急には止まれない。
というか、暗がりでおじさん手を上げて立っていられても怖いわ。

品丸曰く、どうもここの高速道路、、素直に36号線に入れさせてくれないんだよね〜。と。

車運転しない私にはちんぷんかんぷんだったけど、そういう経験したことある人は数人知ってるぞ。

36号線に乗ってわりとすぐに、ご飯屋さんを見つけた。
となりにローソンもあって好都合。

まんぷく

中島公園近くにもチェーン店のある「福住」というお蕎麦屋さんで食事することにした。

かつ丼とソバ定食。 品丸は肉丼とソバ定食にしていた。
お蕎麦が美味しくて良かった。満腹である。

となりのローソンで明日のパン類を買いさらに進む。
今日の宿は「千歳サーモンパーク道の駅」
先だって経営母体が変わるに当たり、道の駅内の飲食店やら物販店が急遽撤退という事態になり物議をかもしていた。
なのでトイレは使えるけど、お店は何もやっていない。
それでも駐車場は三分の二ほど埋まっていた。

昨日よりも寝る時間は遅い。明朝は早く立ちたいのでアラームセット。
当然のことながらバタンキューだった。

5月5日

目覚めて周りを見ると、車がびっちりになっていた。
ずいぶん遅い時間に到着した車もあったようだ。

いつものことながら朝ごはん。
ただし火器厳禁なので少し移動する。

あさごはん

朝食準備中。
カセットコンロ。ヤカン。ミニテーブル。これさえあれば快適である。

ここの道の駅は犬連れの人が多く泊まるようで、朝から犬の散歩をしてる人が多くいた。
近くに公園があるからちょうどいいのかもね。

朝食を済ませ準備していざ。
樽前山登山口へ車を走らせる。途中、新緑がとてもきれいだった。
で、登山口へ至る林道のところまできて「冬季通行止め」ということが発覚した。
ちゃんと確認してから行けばいいのにね(笑)

さてどうする?
紋別岳でも行ってみるかい?ということで急遽紋別岳へ。
実はこの山、積雪期しか来たことがない。こんな雪のない時期に来る山でもないだろう。
だってずっと車道歩きでつまんないじゃん。
なんてだいぶ期待はせずに入山。思いの外、花がたくさんあってびっくりしたわ。
山行期は別記事にて。

ほんとうは

支笏湖越しに行く予定だった樽前山を望む。

群落

こんな群落もあったよ。

のんびり遊んでお風呂へ。
近所の「南郷の湯」にて汗を流す。空いててよかった。

品丸の帰路は長い。なんたって函館だからね。
きっと途中から雨になることだろう。
15時には荷物を降ろして去って行った。いつものことながら見送りは寂しいわ〜。

そのあと片付けと大量の洗濯をこなして山旅は無事終了である。
ちょうどひと段落ついたところで品丸から連絡が入った。
19:40函館に到着したと。案の定ルスツから土砂降りだったらしい。

寝床の準備やら何やらと車に準備してくれて、何より遠路はるばる来て、登山もして運転もしてくれることがありがたい。
大満足の山行であった。サンクス友よ!



ざっくりGW山行報告

5月3日15時から5月5日15時まで2泊3日で久しぶりに品丸と車中泊旅してきました。
もちろん登山が目的よ。


花の楽園

花の百名山というその名に恥じない見事な咲きっぷり。

難易度100

難易度高めのこの花だって見つけられちゃった♪

期待した通りに花盛りでした。

湖上の山

霞がちだけど、こんな風景もみれちゃったりして。

思いのほか充実した山だった。

楽しい出会いもありましたよ。ふふ。

札幌に帰ってみれば・・・

八重満開

ヤエザクラが満開。

まだ五月なのに〜〜〜〜!!

先ほどメディアから写真をPCに落としたところ、なんと!たかが二山で280枚という数。
まあ、ダメダメな写真もありましたが概ねいい感じの写真でした。

旅日記、山行期は気長にお待ち下さいませ。(笑)
なんせ森探索が終わってませんので・・・。

二年ぶりの帰省

二年ぶりの帰省である。厳密には1年半ぶり。
どっちだっていいか(^^ゞ ←顔文字懐かしくないですか?

基本的にひとつの仕事がひと段落しないと帰省しないので、いつも決まった時期になりがちだ。
2月下旬か10月初旬か。

コロナも一年前、二年前に比べたら、だいぶ落ち着きを取り戻している。
とはいえ、やっぱり年配者には脅威であってなかなか遠出するとか、他方から来た人を手放しに喜べない雰囲気もまだあったりする。

そうは言っても年老いた親に顔を見せるのも子供の務めかと思い、このごろは帰省するようにしている。
ボケるでもなく夫婦で暮らしているのだから、子供としては安泰なんだけども。
ただし、今回はちょっと勝手が違った。
行く前日にすったもんだがあり、少々テンションが下がり気味だった。
ん〜その話は話すと長くなるので割愛。

乗車したバスは満杯だった。
コロナ禍で便数が減っているので集中しちゃうんだろうね。
朝早い便のせいか、みんな寝ている。
以前は映画上映とかしていたけど、今やらないしなぁ〜。
あれ、けっこう楽しめたんだよね。運転手さんの趣味なのか、会社で推奨なのかよくわからないけど
普段見ないような映画見れてよかったのに・・・。
今は車内でWi-Fi使えるから自分のスマホで好きなもの観てね。な感じかな。
そういう私もどっぷりミスチルの動画観っぱなしだったけど。(笑)
Wi-Fi万歳である。

室蘭に近づくころ右手の車窓に見えてくるものがある。

風車

風車群だ。

気のせいか一年半前より増えたような気がしたが?
気持ちよくぐるぐると回っていた。
こんなに風力発電やっても、電気代値上げしないといけないのでしょうかね。
再生可能エネルギーって言っても、再生させるために何かを犠牲にしないといけないなら本末転倒のような気がするのだけど。

有珠山

トイレ休憩で立ち寄った有珠山SAは気温高くてまわりの景色がぼんやりしていた。

5時間の長旅。マジ長いわ。
大沼超えてからがやたら長い。
そして恐ろしいことにこれまで全然眠気がなかったのに、ここにきて急に眠気に襲われることだ。
札幌の地下鉄なら笑ってすまされるけど、高速バスはそうもいかない。
しかも、途中下車する予定なのだからして。。
近づいたことを知らせるラインしてみたりして眠気との勝負。

函館でのお泊りは、今回は品丸宅。今回はってことないな。いつもだから。
高校の同級生である。もちろん女だ。

バス停まで迎えに来てくれていた。ありがたや〜。

本日の私の予定がすべてキャンセルになったので品丸宅でまったり・・・。
品丸母も交えて、あーでもない、こーでもないと意見交換。
問題の焦点を考えると、親子とか血のつながりとか、夫婦ってなんだろうって思うよね。
親の子供に対する遠慮なのか、単なる強がりなのか定かではないけれど、呆れて考えたくなくなった。

そんなちょっぴりウツな気持ちも、こうやって他愛もない話をしていると心穏やかになってくる。
録画してもらったトランスジャパンアルプスレースを観て感動し涙し、風呂入って酒宴となる。
食べて飲んでしゃべって笑って・・・
あ〜久しぶりにこんなに笑ったし、しゃべったわ。

翌日19日はどんよりした雲の元、ユル登山。こちらは別記事で。
夜はもちろん酒宴。(笑)
毎晩飲んでいるのに何かしら「飲む」理由が必要らしく、二日間とも、もうすぐ来る私の誕生日を祝ってくれた。ありがとさんです。
いくつになっても誕生日のお祝いはうれしいものだ。
まぁ〜中には「嬉しくない」ってヤツもいるけど・・・。もう二度と祝ってやらん!

この日は私も調子に乗って、ビール、日本酒、サワーとちゃんぽんしたせいか、寝るころには頭がガンガンしてきた。
あぁ〜〜頭いたい〜〜
翌朝もいくぶん頭が重かった。まいったね。

20日は品丸宅を離れて、母方の家へ。
耳の遠くなった母と10歳年下の旦那さんは、互いの言葉をちゃんと理解しているのか傍で見ていてもよくわからない。
なんとなく嚙み合ってない気がするけど、二人ともどうってことないらしい。
これが夫婦ってものか?
ちょこちょこ調子が悪くなったりしているようだけど、概ね二人とも元気だ。
ただ、耳が遠くなっているのでテレビをつけると大音量である。
それまで普通に(でもないけど)話していたが、14時の体操の時間からテレビオン。
普段、家にテレビのない生活をしている私にとって、あの大音量は苦痛でしかない。
狭いスタジオの中でライブ聞いてるような感じだ。
30分が限度であった。

なんせ気持ち悪くなってくるのだから・・・。ホントに吐きそうになるわけ。

旦那さんはそれを察したらしく、すぐに車を出してくれた。
母に「テレビを消せ」とは言えないらしい。(笑)
どんな我がままも受け入れてもらって、かーちゃん愛されてるよなぁ〜。
すったもんだの末の離婚・再婚だったけど、こうやって幸せなんだからそれはそれで良かったのかと。
15年の付き合いしかなかった娘は友達や他の大人に恵まれて今があります。はい。

脱出した後は、プチ観光客に変身。

イカすマンホール

横殴りに降る雪の中、西波止場まで歩く。

イカマンホール。
自治体でマンホールの絵柄が違うから楽しいよね。

船出

新島襄のブロンズ像。

おお〜ここから密出国したらしい。
こんなのあったっけ??

ふっとここまで来て、行きたい場所を通り過ぎてしまっていることに気が付いた。
買い物したかったところは、海鮮市場だ。
昨日寄ったときに少し目星は付けておいたのだ。
冷凍のお魚や、ウインナー、チーズなんぞをチョイス。
普段なら絶対買わないけど、観光気分あるあるで買ってしまう。

函館駅に戻るときは電車に乗った。
吹雪の中は歩いて、晴れてるときは電車って・・・どうなってんのよ私。

いかぽす

イカポストを写していたら、女性二人に声をかけられた。
東京からの旅行者らしく、友達とのツーショット写真を撮ってほしいと。
もちろんいいよ。一泊二日の函館旅行。もうすぐ出る電車で帰るんです。と言っていた。
「函館いいところですね〜」とたいそう嬉しそうだった。
「また来てね〜」なんて調子良い挨拶を交わして別れた。

函館最後の食事は

あじさい

駅中になるラーメン「あじさい」にて野菜麺を食す。
もちろん味は塩味だ。

美味しいのは間違いないが、昔ながらの塩味ではない。今風の塩味だよ。
とはいえ、函館人にとってラーメンと言えば「塩味」である。
あんな醤油色したラーメンなんて食べた記憶がない。味噌もしかり。
鶏とキャベツ等の野菜でスープとってたのかな。白濁しない透き通ったスープ。
トッピングはネギ、ほうれん草、シナチク、お麩、ナルト、ゆで卵が定番。
あじさいのラーメンを食べながら、そういえば「ハナウタ」にも行ってないことを思い出していた。

ラーメン食べてもまだ時間があったのでタリーズでまったり。
やっぱりコーヒー美味しい。

外はかなり冷え込んできている。

プチイルミ

こんなこじゃれたイルミネーションなんてするようになったんだ。

きらきら

イカ付け漁船なイメージかな?そんなわけないか。

帰りのバスは空いていた。
ただし、座席は中央におまとめ状態だったけど。分散させるよりも管理が楽だよね。
あれだけ食べたせいか、乗車したらほぼほぼ爆睡状態に陥った。

ふっと目が覚めたのが22時過ぎ。23時ちょっと過ぎには地下鉄駅である。
高速道路はアイスバーンで50キロ制限になっていた。
窓から見た景色で、なんとなく遅れ気味??
まあ、最終の地下鉄に間に合えばいいや・・・と思っていたけど、時間はどんどん迫る。
車窓には北広島の文字。んんん?? 間に合うのか?
結局、最終地下鉄一本前に乗ることができた。
私も焦ったけど、一番焦ったのは運転手さんかと。
荷物を出してくれた時に「だいぶ遅れてすいませんでした」と言っていたが、安全第一ですよ。
冬道はコレがあるから、今度から一本前のバスにしようと思った。
まあ、万が一最終の地下鉄間に合わなくても歩いて帰るじゃ(笑)

そうはいっても、かなり冷え込んでいて寒かった〜〜。
函館でぬくぬくした生活をしていたので、寒さが身に染みたわ。

家に着いた時にはすでに日付をまたいでいた。(21日)

バタバタと慌ただしく二泊三日の帰省は終わった。

今日はブログのアップデーとなりそうである。


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