さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

尾瀬2018

さよなら尾瀬

最終営業日から怒涛の小屋締め作業。
男たちは冬板をはめる仕事などの外仕事。
女たちは厨房の後片付けだ。

いや〜〜〜これでもか!ってくらい鍋釜洗いました。
冷蔵庫や冷凍庫の整理やそうじ・・・
その合間を縫うようにして、ご飯の準備。
もしかして、一番疲れた?(笑)

ヘルプで来てくれた先輩がいなかったら、おろおろしてたことでしょう。

そんなバタバタの日々の中でも、やれ夕焼けが出ればカメラを持って外に行き・・・

夕焼け

ほんわりと柔らかな色に包まれた至仏山

月が・・・

左端に半月が・・・

やっぱり最後の夜は大宴会。

ヘルプの先輩がビンゴゲームを用意してくれて盛り上がった!
さながら昭和のスナック状態ではあったが・・・
唯一20代の若い夫婦には、わけのわからない状況だったかも。
いやいや、、これもひとつの社会勉強だ。

私の20代の頃は、よく職場の上司に連れられてスナックとかに行き、
聞いたことのない懐メロを聞かされたもんだった。
それでも、大人の世界を垣間見た気がして面白かった。
そして、いろんなことを学んでいったんだよね〜。

下山する日は、なんと雨。

みんなカッパに身をつつみ、大きなザックを背負って下山する。
支配人と副支配人は、ヘリの作業のために一緒に下山できず。

ヨッピ橋

すっかり葉を落として紅葉もおしまい。

しっとり

なんとも寂しげではあるけど、下山する日にぴったりじゃないかい?

燧ケ岳も雲隠れ

逆さ燧ケ岳が映るポイントだけど、今日は隠れて無理。

小屋を出てからしばらくして雨が小康状態。。そして止んだ。

雨あがる

ぐんぐん青空がみえてきた。

肩にずっしり16キロのザックが重い・・・(-_-;)

山の鼻小屋でお昼ご飯を食べて、至仏山荘のスタッフと合流。
ご飯を食べてるうちに元湯山荘のスタッフにも追いつかれていた。

みんなで下山。
にぎやかに・・・といきたいところだけど、どうもワイワイしゃべりながら歩くのが苦手。
基本、一人で歩きたい人だからねえ・・・私。(協調性ゼロの性格)

事務所で挨拶をして解散となった。

洋上から

洋上からの夕焼け。

今回はそれほど揺れずにすんだ。

陸続きではない船に乗ることで、少しずつ気持ちを切り替えていく。

半年間の尾瀬での生活に別れを告げたのでした。

そして・・・たった今、荷物が着きました。^_^;
あ〜〜〜片づけるかぁ〜〜。

カメムシが入ってないことを祈る!!

                                                  

最後の休み

最後の休みとなった本日・・・
予報に反して雨だった。 しかも朝から雨。

晴れていたら早朝から行動するかと思って早く寝たものの、
目覚めて雨の音を聞いて、、、ダメだこりゃ。(-_-;)
晴れオンナの私も、こんな雨の日には出かけたくない。
とりあえず、食べ残りそうなものがたくさんあるので減らすことにする。

というわけで、今日は下げ荷の準備をしたのであった。
来るときは、段ボール2個で来たが、消耗品および食品を多く持ってきていたので、
まあ、、減って当然と言えば当然なのである。
なんだか、、このままだと段ボール1個で済みそうな感じだ。

荷物を片づけていると、やれやれ本当にもう少しで下山なんだなぁ〜と感じてしまう。

泊りのお客さんは明日で最後。
常連さんもたくさんくるのでにぎわいそうだ。

五月の連休明けから入山して早六か月。
七月くらいまでは、長いな〜なんて感じたこともあったけど、八月過ぎるとあっという間だった。

少数精鋭の山小屋という中で、なんとか頑張ってこれたのも諸先輩のおかげです。
良くも悪くも言いたいことを言えるという環境ってすごいなと思いました。
とは言え、なんでもかんでも言い放ってるというのとはまた違う次元の話。

そんなこんなで今日は外出してないんだなぁ〜〜(´∀`*)ウフフ
初めてかもしれない。尾瀬に来て。

外の様子がよくわかってないのです。
たぶん、、、紅葉は終盤なんじゃないでしょうか?
昨日の段階で、小屋の周りの木々もずいぶん葉を落としていたから・・・

帰り道

写真は、前回の休みの時のもの。

あと5日で下山というのに、、今どきのお騒がせ野郎たちは、カマドーマとカメムシだ。
カマドーマは先週あたりから、毎日部屋に1匹〜2匹は必ず侵入していた。
時々、夜中にピョンピョン跳ねてる音で目が覚めたこともあった。
ところが、3日ほど前から今度はカメムシが大発生。

ちなみに、コバイケイソウがたくさん咲いた年はカメムシがたくさん出るそうだ。
コイツらは、見た目もかわいくないのだけど、、天井からぽたっと落ちてくるからいやんなっちゃうよ。
今日も、夕食のクリームシチューの皿にポタッと落ちてきて、落ちた瞬間に攻撃されたと思ったのか
悪臭を放ちやがって、「くせーーーーー!!」と騒ぎになったのだ。
まあ、、いいだけ食べたあとだから良かったですけど・・・・。(ー_ー)!!

窓の隙間やら、ドアの隙間、、、隙間という隙間をかいくぐって侵入してくる。
私の部屋はまだいいほうで、南向きの窓の部屋は大変みたい。
森に近い部屋も大変なようです・・・。(-_-;)

見つけた時は、そーーっとガムテープでくっつけて潰さずに折り込んでサヨウナラ。
捕獲に失敗すると、手が激しく臭くなるのだ。

で、こいつの出番。

なくてはならぬ

強すぎる殺虫剤なので、あまりシューシューやりすぎると、人間の方がやられてしまう。

先輩たちは、もう悟りの境地なのかそれほど騒ぎません。
ん〜〜私もそんな風になれるのだろうか?

明日からは少し冷え込みそうです。
いよいよ霜が降りるのかな?

霜の降りた尾瀬もきれいだよ。。。

                                                  

紅葉 真っ盛り

およそ10日ぶりに再び三条の滝へと行ってきた。
ちなみに、三条ノ滝展望台へは、今月10日の午前中で通行不可となる。

天気予報は晴れの予報だったけど、なんだかすぐれない空模様である。

渋い色合い

もや〜とした空気の中
河川敷の紅葉がまだまだ頑張ってくれてます。
沢の淵を歩いたらどれだけ気持ちがいいだろう。

しっとり

空もグレーで余計なものが見えないだけに、やけに紅葉した木々がきれいに見える。

写真になるとなんだかイマイチなんだな〜。
露出の合わせ方が違うのだろうか?

平滑の滝

ちゃっちゃか歩いて平滑ノ滝

おお〜〜〜〜対岸の木々がきれいではないか!!
光が射してればもっときれいに見えるのだろうか?
目で見るきれいさがカメラでとらえられないのが残念!
みんな写真撮ってたけど、きれいに撮れてるのかな?

昼休みに見に行った先輩は期待が大きかっただけに「ん〜〜〜〜??」
だったそうだ。
ってか、、、もっときれいな時があるのかい!!

目いっぱいズーム

かなりズームで一番きれいそうな場所を撮る。

もほもほ

平滑ノ滝の対岸のモコモコ。
ちなみにこれは帰りがけに撮ったもの。

さてさて、、、三条ノ滝にでも行ってみるか・・・

雫を湛えて

黒く熟したこの実はなんだい?

岩肌の紅葉

ちょうど滝が隠れてしまうけど、岩肌の紅葉はきれになってました。

光が足りない・・・

展望台の向かい側はこんな感じ。

晴れてたらもっときれいかな?

三条の滝

滝を撮れば紅葉がはっきりしないし・・・

滝の右岸もきれいになってるのだけど、、手前の松が邪魔してちらっとしか見えないんだな〜

紅葉増えました

滝横はこんな感じです。

10日前と比べると、だいぶ色づいてます。

すきまから

展望台テラスの手前の場所から隠し撮り的な感じで・・・

黄色

逆光で撮る紅葉した木々

黄色いトンネルとまではいかないけど・・・まあ、そこそこきれいかな。

ホオノキ

ホオノキの黄葉

コマユミ?

マユミとか?

滝散策を終えて、今度は山ノ鼻まで。
今日こそは、山ノ鼻小屋でカツ丼を食べるのだ!
ちなみに、山ノ鼻小屋のカツ丼、上州麦豚丼、醤油ラーメンは小屋の先輩たちにも大人気。
みんなフェイスブックに載せてる。 美味しいよ!
ちなみに、私は以前からここのソフトクリームはお気に入りなんだな。
ソフトも美味しいのだけど、コーンがワッフルコーン! これがいいよね。

お腹もふくらみ、あとはのんびり小屋に戻るだけ。

午後の光

ひさびさに龍宮経由で帰ってみた。

昼寝モード

本線からは見えにくいところにあるベンチにて昼寝。

空が青いね〜〜〜。
至仏山はシルエットだけでもわかっちゃうね。

龍宮十字

龍宮小屋のまわりも紅葉がとってもきれいでした。

今日は、それほど風もなく日差しがあったので暑いくらいでした。
でも、午後には風が冷たくなり陽が陰ると寒く感じます。
これからの時期は寒さ対策をしっかりしたほうがいいです。

小屋の周りにもカメムシが増えてきました。
先輩たちが言うには、そろそろ冷え込むぞ。とのこと。

一気に冷え込むんでしょうかね〜。

尾瀬の山小屋も今月いっぱいで小屋閉めするところが多いです。
無料休憩所や公衆トイレなんかも終わりとなりますので、そのあたりの情報は
しっかり事前に調べてから来てくださいね。

紅葉も今週がピークじゃないでしょうか。。。

                                                

お散歩日和

早朝4時半 お客さんの朝食の準備が始まる。
厨房の裏手に出て、空を見上げると星がきれいに瞬いていた。
オリオン座だ・・・。

今日泊りのお客さんはとってもラッキーだったと思う。
なぜって?
あんなに素敵な朝の風景が見れたんだから・・・。
悲しいかなお仕事真っ最中で写真も撮れず(T_T)

すっかり落ち着いてから撮ったけど、それはそれで山肌の木々の色づきがきれいだった。

まどから

すっかり陽が上ってからの光りでは、きらきらと輝く感じが強いけど、
朝の陽光では、それはそれは柔らかな錦色なんだな。

景鶴山

景鶴山

日本三百名山のひとつである。
グレートトラバースで残雪期に登りに来るのかな?
夏道はないので、残雪期しか登れない山。なかなか雪と天気のタイミングが合わないと難しい。

河畔林から

二時間前のお昼休みに撮ったもの。
河畔林の紅葉がマックスでした。 すでに葉を散らせたり枯れてる木もちらほら。。。
東電橋の手前湿原から撮影。

裾野紅葉

山頂付近は強い風が吹いているらしく、次々と雲が流れていく。
山頂待ちで撮影。

裾野の森がいい感じに紅葉してます。
広葉樹の紅葉は、樹冠がもこもこしてかわいいよね。

山小屋

見晴地区の山小屋

たぶん小屋の近くで見ると、枯れてたり、色あせていたりするんだろうけど、
紅葉はやっぱり遠くで見た方がいいと思う。

ススキの向こう

ススキの向こうの森も紅葉だね。

いろとりどり

光りが当たらないと暗くなってしまう。
光待ちにて撮影。

黄金色

うーーーーむ・・・
手前がキラキラしたけど、奥は色がイマイチの映りですなぁ〜(^_^;)

紅葉の奥に景鶴山

あらら、、景鶴山が隙間に見えてる!
手前の尾根が紅葉していた。

青空に映える

よーくみると、あちこち葉っぱが痛んでいるんだよね〜。

でも、青空にこの黄色がとってもきれいでした。

至仏山の向こうからどんどん黒い雲が近づいてきている。
ぬるかった風も冷たいものにかわりつつある・・・。
にわか雨に当たるのも嫌なのでたいした距離も行かずに戻ってきました。

ひさしぶりにちょーーー新鮮な記事がアップできました!

さーーーて、、もうすこしで夕食の準備だぁ〜〜!!
仕事すんべ。
                                                   

尾瀬の朝と午後

今日は、山を下りてお買いもの。
ただし・・・朝焼け狙いで早朝より行動する。

朝焼け

振り返れば赤く焼けてきた。

燃えてる

おお〜マジ燃えてるみたい。

うっすら影

燧ケ岳の後ろにうっすらどこかの山の影が映る。

うすく黒くなってるのがわかるかな?

朝日あたる

反対側の山に朝日があたり赤くなっている。

光り射す

陽が登って来たのか、燧ケ岳にも陽が当たってきた。

朝日だ

おお〜〜〜意外な?ところから太陽が顔を出した。

残り月

振り返りながら歩くと、木道を踏み抜きそうだ。

ふっと木道の間を覗くと、残った月が映っていた。

朝の逆さ燧

朝の逆さ燧。

逆さ燧のポイントでなくても、ちょっと池塘を覗けば映ってる場所がたくさんあるよ。

気持ちいい

本日一番のお気に入りの写真♪

後を歩いて来た先輩がいいモデルになってます。

午後の逆さ燧

さてさて、時は流れ下界の空気をちょっとだけ吸ってきて、
早くも尾瀬にとんぼ返り。 日帰りだからね。

お約束の逆さ燧。

風穏やかで、きれいに写ってました。

牛首もいい色

牛首の木々もいい色合いです。

美味しそうなカモ

カモも優雅にのんびり水面をすいーーーすいー。

自撮り

お約束の自撮り?

順光の尾瀬ヶ原の色合いはこんな感じです。

白い幹

カンバの白い幹が、茶枯れた原の中でひときわきれいに光っていました。

こんな風に、尾瀬に泊って早朝の風景や空気と午後の風景の違いを
楽しんで欲しいなぁ〜。

私もあと2週間で下山。(小屋締めです)
どれだけの感動を味わえるだろう・・・。

                                                 

ギャラリー
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
  • 森のミニマムたち
月別記事
◇カテゴリーについて◇
★各カテゴリー横にある「+」マークをクリックすると年別記事やさらに細かく分かれたカテゴリーが表示されます。

★カテゴリー「藻岩山」には、三角山、円山も含まれています。

またそれ以外の札幌低山はカテゴリー「札幌近郊の山」に含まれます。
カテゴリー
Blog Ranking
☆ブログランキング参加中☆


人気ブログランキング
プロフィール
☆☆ motoriko(旧さくら) ☆☆

函館出身 札幌在住

人生は修行の連続

モットーはLet's challenge!





最新コメント
記事検索
☆連絡先☆

個別にメッセージを送りたい方はこちらのフォームをお使い下さいませ。

名前
メール
本文