バスを降りて登山口まで歩くも、まぶしい光で暑いよぉ〜
なんてブツブツ言っていた私でした。
10時45分 入山
この青空ですよ!
とは言え、風が少々強めで気温以上に体感温度は低め。
なんとなく下半身は厚手のタイツを着用してきた。
先行して数名入山しているようでした。
スノーシューのトレースがくっきり。
ツボ足の方もいるようで、時折踏み抜けがある。
おっと〜気を付けなければ・・・なんて思ってるとズボっとハマったり、
新雪の下のアイスバーンにずるっと滑ってしまったりする。
スノーブリッジは崩壊していた・・・。
無理に雪の上を歩かなくても、沢に降りても流される心配のない流れだ。
長靴の私は迷わず?渡渉。
歩きやすいようなそうではないような・・・。
アイゼンがあった方が良かったかな?と少し思った。
途中で、年配のご夫婦を追い抜く。
どこまで行くのかな? すでにお疲れの様子だったけど・・。
でも、、この天気だし行きたくなるよね〜〜!
鳥のさえずりを聞きながら、時折木々の間から見える周りの風景を見ながら。
とても気持ちよく歩いておりました。
ところが、冷たい一陣の風が吹いたかと思うと、ちらほらと雪が・・・。
でも、まだ青空が見えているしにわか雪かと思っていた。
ところが、奥盤渓山の分岐を過ぎるころから、おやおや?という雪に変化。
それでもまだ上空はそれほど曇ってもいなかった。
分岐から先には踏み跡なし。
ほうほう、、みなさん盤渓山に向かったのかな?
すれ違うことがなかったので、分岐に戻らずそのまま奥盤渓方向へ向かったようでした。
そして11時40分 山頂!
マジかーーーー!! 吹雪だよ!!
登った瞬間見えていた藻岩山もあっという間に吹雪の向こうに消えていった。
あまりに雪がひどかったので、この先はスマホの画像です。
見上げると太陽が!!
おーーーーい!太陽! さっきの勢いはどうした?
と、スマホさえも上に向けるのが嫌なくらいの雪です。
それでも、2分ほど山頂に居たでしょうか?
帽子をかぶりなおしたり、手袋をはきなおしたり、、下山準備です。
お腹空いてるけど、、ここで食べる気にはならん。
再び登って来た道を折り返す。
急登の下りで滑って尻餅。あいたたた!
そこで改めてアイゼンを装着。^_^;
トレースのなかった分岐にはくっきりスノーシューのトレース。
ワタシが山頂に向かってる間に、止めて戻って行ったのか?
などと考えてるヒマもなく、わっさわっさと雪が降ってくる。
いやいや、、尾根道の山で良かったわ〜〜。
シューのトレースでさえ、ほんのり消え気味になってる部分もある。
いいとこ降りてきて、ここで年配の男性登山者とすれ違う。
え?これから登るの?
と、思ったがきっとこの人が入山した時にはすでに雪だったはず。
それでもここまで登って来てるんだから大丈夫ね。
すれ違いでシューのトレースを少し追随したが、ふっと立ち止まった。
どこでも歩けるシューと違いこっちはツボ足だ。
うっかり深みにはまると大変!と思い、再び尾根道に戻った。
左手に植林が見えて来て、もう安心。
スノーブリッジ手前で、川の中に出来ていた氷柱を撮影。
ここにきて、再び横殴りな雪ってなに?(ーー;)
ちょっとズームしてみました。
たこ足みたいじゃないですか? ワタシだけか・・・
12時20分 登山口に戻りました。
やれやれ、、まいったね〜。
このあとバス停まで歩く。 雪は止まぬ。
あの青空はなんだったのってくらいの吹雪模様。
そして、、バス停に着くも小一時間ほどバスは来ず。(>_<)
待合小屋にて遅いランチとした。
屋根はあるし、ベンチはあるし、、少し雪が吹き込むけど最高の休憩場所である。
若かりし頃、空沼岳の帰りに大雨に遭い、空沼二股のバス停にあるゴミステーション小屋で
着替えたり休憩したことを思えば天国だ。
その記事を読みたい方はこちらをどうぞ。⇒二股避難小屋
コーヒーを飲み、パンを食べ、、白湯を飲み、、。
意外と一時間はあっという間だった。
とは言え、厚手のタイツにしておいて良かったなあ〜と改めて思う。
これで、天気に騙されて薄着だったら寒くて仕方なかったかも。
おうちに帰って、その日の夕焼けのきれいだったこと。。
天気には恵まれなかったけど、これもまた楽し。
山行日 3・24