さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

藻岩山2022

あかしろきいろ

花の色はタイトルのまんまです。
なんのひねりもありません。(笑)

上から

上から見てみました。

これはそうでもないけど、葉っぱが宇宙人の顔のようになっています。
ちょうど目みたいになってるところに斑(ふ)が入ってます。

花はひょろろ〜〜〜んとネコジャラシ風。

ミズヒキ (タデ科)

横から

登山道の脇ではこんな風になってることが多いです。

おっと、、、写真の左端にノブキの実が映ってますね。

ミズヒキを少々アップで見てみよう。


アップで

こんな感じです。

上が赤い側片で下が白い側片になってます。
なので、上から見ると赤くて下から見ると白く見えます。

ここ数年は、全体的に白いミズヒキが見受けられます。

ミズヒキの名前は、細長い穂状の花序をご進物の包を結ぶ紙の糸である「水引」に見立てられてつけられたのだ。

さて、このミズヒキ。実は黄色もある。

コラボ

ヤブハギとコラボしている。

その名をキンミズヒキ (バラ科)

同じミズヒキという名前を使うのだけど、「科」がまったく違う。
ちなみに、「キン」と言うのは植物では黄色を表すことが多い。
黄色いミズヒキだからキンミズヒキ・・・と、思っていた。

元気いっぱい

花はバラ科らしく?五枚花弁の花らしい花だ。

キンミズヒキは先のミズヒキと違って花を咲かせている時は、こうやって結構密状態である。
花が咲き終わり、下の方から徐々に結実していくときに初めて穂が伸びて行き、果序がミズヒキのようになるのだ。

ウシタキソウ

狭いところで人とのすれ違いが多く、じっくり花を撮っていられなかった。

うっしー・

最初の写真とは別固体。

でも・・・同じ花かな?
ウシタキソウ (アカバナ科)

ほんとに?

すでに実になってる。花がわずかに残っていた。

実はこのウシタキソウにそっくりなミズタマソウというのもあるのだ。
唯一の違いは葉っぱの基部が心形になってるか否か。ウシタキソウは「ココロ」があるのだ。

開花時期がウシタキソウは7〜8月、ミズタマソウは8〜9月。となっている。
う〜ん、、、8月でこれだけ実が出来ているのでウシタキソウなのでは。
でもさ〜花の世界はわからないじゃないですか、すっごく遅くに咲いてみたりとか早かったりとか。
毎年、この花で悩まされている気がする。
まあ、それも楽しいんですけどね。(笑)

スポットライト

ライトアップされたように光があたった!

葉っぱが独特で片側に花をつける ミミコウモリ (キク科)
名前の「コウモリ」は葉っぱの形が蝙蝠が羽を広げたような形に似ているからだよ。
まあ、そうそうコウモリが羽広げたところ見たことある人はいないと思うけど・・・。

ピエール

小さなラッパからピエールのヒゲみたいな丸まった花柱が出っ張ってる。

どの花も山には欠かせないアイテムなのです。


実は、17日、18日、19日と三日分の記事を、昨夜一気に作った次第であります。
アップした日付は「記事」の日付なんだけど、時間は昨日から今朝にかけてのリアルタイムだ。(笑)
そこまでして更新しないとアカンのかと・・・思ったりもするが、なんだか放っておくのも気持ち悪くってさ〜。
なので寝たのは今朝の4時半過ぎだったりする。もう、明るくなっていたよ。
ひっさびさの夜更かし。お肌の大敵だよ。マッタク。

4時半に寝たのに、最初のお目覚めは7時半って・・・もちろん二度寝。天気悪いし。
昼近くに本気で起きて、午後から雨が上がったのでちょいと走ってきた。
帰りはもちろんお花観察。
それはまた明日ってことで・・・。
ちなみに今日の記事はリアルタイムです。

おやすみ〜


見たことあるある

山登りしてわざわざ写真に収めたりはしないけど、見たことあるわ〜的な植物のご紹介。


アカソ

登山道脇にこんな白っぽいクリーム色したひょろっとした花・・・見たことあるでしょう?

葉っぱが独特

全体像はこんな感じ。 何が特徴って、、葉っぱの形を見てください。
めちゃくちゃ自由な切込みじゃないですか?
とは言え、特殊な形であっても三裂して真ん中が尾状に長く伸びている。

お名前はアカソ (イラクサ科)

茎や葉柄が赤味を帯びるらしいのだが・・・。これからか?

で、驚くことに全体の上部に咲いてるのが雌花、株に咲くのが雄花。
写真のひょろ〜んとしたのは雌花ってことになる。

円山のお地蔵さんコースの上部にたくさん咲いてるよ。


イノコズチ

これでも花か?と思われるかもしれないけど、立派に花です。

緑色の花被片にチラっと雄しべが見えてるかな。

全体像

全体像はこんな感じ。

これから咲くのかなぁ〜なんて匂わせタイプの植物。

イノコヅチ (ヒユ科)

これは円山の動物園コースにたくさん咲いてる。


ヨツバヒヨドリ

いちばんの特徴が撮れてません・・・。
葉っぱが輪生状に3〜4枚つきます。

ヨツバヒヨドリ (キク科)

淡いピンク色系の花で、似たような白い花を咲かせるのはヒヨドリバナだ。
葉っぱの付き方違うのです。輪生状につかない。

ヨツバヒヨドリはアサギマダラという旅する蝶が好むことで有名。

アサギマダラってどんな蝶かって?

アサギマダラ

カラダが見事なドット柄。これで2000キロ旅しちゃうのよ。
写真は尾瀬で撮ったもの。

ヨツバヒヨドリは毒草でアサギマダラ好んでその蜜を吸うわけ。
旅する途中で外敵に襲われた時に、その毒が役立つというわけだ。

花を知って蝶を知る。奥深いよね。

ツルニンジン

こんなのぶら下がってるの見たことありませんか?

まあ、覗き込まないとこうまでは見えないのですが・・・。

ツルニンジン (キキョウ科)

どうやら臭いらしい・・・。気が付かなかったが。
ツル・・・ってくらいだから、笹とかに絡んで咲いてることが多い。


ネジバナ

ネジネジねじれて咲く花。

ネジバナ (ラン科)

ラン科の植物って、咲く場所をとても選ぶ印象があるけど、ネジバナは割とこんなところに?という場所に咲いていたりする。
なんたって白石こころーど(旧サイクリングロード)にも咲いているのだから。

時々ねじれてないネジバナもある。こっちの方がレアだよね。

オオイタドリ

刈っても刈っても毎年大きく伸びる。
道内山じゃなくてもどこでも咲いてる、誰もが一度は目にしたことがある植物だ。
大きな葉っぱとは対照的に小さな花をつける。

オオイタドリ (タデ科)

オオイタドリ=大痛取 漢名は虎杖
というように、葉っぱを揉んで貼り付けると打ち身などの痛みが取れると言われている。
道内の地名にも使われているようだ。
虎杖浜(虎杖浜)、屈足(くったり)、クッタラ湖などアイヌ語でイタドリの多い場所という意味らしい。

可憐

カラダに似合わない小さな花。 これは雄花。花粉(葯)がくっついてる。

オオイタドリは雌雄異株。雄の木と雌の木がある。
見分け方は一目瞭然。雄の木は花が全部上向きで咲いている。
逆に雌の木は花が垂れ下がりながら咲いている。

これも白石こころーどに咲いているので、是非ランニングしながら雄の木、雌の木を確認してみてはどうだろう。
もちろん山にもたくさん咲いてるよ。


たたずむ

今、一番旬な花ではないだろうか。

背丈の小さなものから大きなものまで・・・。

ノブキ (キク科)

葉っぱでかい

真上から撮ってみると、葉っぱがフキのようなのがわかる。

こちらも葉っぱのわりには花は小さくて目立たない。

花と実

花と実が混在していた。 小さな花がひとつひとつ実になってるのがわかる。
実はマラカス型で毛が生えていて、俗に言うひっつき虫である。(虫ではないけどね)
動物の毛や人間の衣服にくっついて遠くに運ばれるのを待っているのだ。

山頂だけを目指して懸命に登るもよし。トレーニングで走るもよし。
でも、時々脇にそっと咲いてる草花を見てみるのもいろんな発見があるやもしれませぬ。


藻岩山・円山 八月の花

八月は季節の端境期でもあって、春の花のように色とりどりってこともないし、夏の花のように一気に咲き誇るようなことはない。
そう・・・いたって地味な花ばかりなのだ。

なので夏の花のように「色別」というわけにもいかないので、名前に使われてるキーワード繋がりで紹介したいと思う。

数少ない色付きの花。

ふわふわ

小さな紫色の花が咲く。 ヤブハギだ。

小さすぎてその顔かたちまでくっきりと撮ることが難しい。


ヤブハギ

だいたいこんな感じでひょろりとした茎にポチポチと花をつけている。

真上から

真上から見るとこんな感じだ。

お互いに重ならないように茎のまわりに上手に咲いている。

丸い二等辺三角形のような3枚の葉っぱが特徴。

小さな蝶

小さな蝶々がいるようだ。

ヤブ繋がりで・・・


コヤブタバコ

スポンジみたいな頭花と花のまわりの苞葉が特徴的なコヤブタバコ。(キク科)

茎には柔かい毛を纏っているので、なんとなく白っぽく見える。

別種でヤブタバコというのがあるけど、「コ」がつくわりにはコヤブタバコの方が花が大きい。

写真の花はすでにピークを越えたようで、ピーク時には中心部がもう少し黄色ぽくなる。

ミヤマヤブタバコ

似たような雰囲気だが花が小さい。 ミヤマヤブタバコ (キク科)

おちょぼ口のように花を咲かせる。この状態で限界だ。

限界です

最初の写真の花はすでに受粉が終わっているような感じである。
こちらの花は、赤い葯が先端から出ているのがわかるだろうか。

コヤブタバコもミヤマヤブタバコも頭花の中心部が雄性花(両性花)で縁が雌性花。

ヤブ繋がりでもひとつ。

ヤブジラミ

とてつもなく小さい花を咲かせる ヤブジラミ (セリ科)

似たような名前のヤブニンジンというのがあるけど、咲く季節が違うし、だいいち花頭を垂れて咲いている。

シラミという虫の名前繋がりで・・・

ハエドクソウ

さて、、、見たことあるでしょう?

こんな可愛らしい花なのに、名前はハエドクソウ

花つきの雰囲気だけ言ったらヤブハギと何が違うの??という人もいるかもしれないなぁ〜。

少し戻ってミヤマ繋がりで・・・


ミヤマトウバナ

とても悩んだ結果がミヤマトウバナだ。(シソ科)

輪生状の花の衝き方と葉っぱ、ちょっと解り難いがガクに短い毛が生えてることが決めてかな。

同じトウバナでも・・・

イヌトウバナ

イヌトウバナ イヌとは本物よりも劣るとかという意味で使われることがある。

学術的に言うと基準変種なのだそうだ。

解り難いがガクに長い毛が生えているのが違いだよ。
図鑑にはイヌトウバナは輪生状にならないとあるけど、中間型の花もあるようなのでそれか??

ミヤマ・・・と言うと、深山、高山に咲く花のイメージだ。
場所を特定する言葉としてエゾもあるよね。

エゾゴマナ

少しお疲れ気味だったけど、エゾゴマナ。(キク科)

もっとたくさん咲いてるイメージがあったけど、ずいぶん減っちゃったなぁ〜。

葉っぱがゴマの葉に似てるからエゾゴマナ。植物の名前は意外と単純なものが多い。

さて、最後は毎年悩むのだけど・・・

あ、繋がりナシです(笑)

ホタルブクロ

モイワシャジンと言う人もいるのだけど、、、
どう見てもホタルブクロではないかと思っている。
所詮、素人の見解なんですけど・・・。

ネットは調べたいものが簡単に調べられるけど、このブログもそうだけど個人的なブログの植物の名前にはちょっと懐疑的な気持ちを持って欲しい。
時々、まったく違う名前で紹介してる人もいるので。
このブログも古い記事の方が花はたくさん載せてるかもしれないが、怪しいのが結構あると思うよ。
今よりもずーーーーっとライトな気持ちで調べていたから。(笑)

というわけで、、、もう少し続きますです。




8月は実りの季節

夏に花を咲かせた植物たちは、8月になると実をつける。
自分の子孫を未来につなぐべく実をつけるのだ。

ナワシロイチゴ

イクラか筋子みたいな実をつけたナワシロイチゴ。

イクラにしか見えなくなった・・・。

ウド

小さな花火の七連発。

ウドの大木も最初はこんなに小さな実から。

アマニュウ

「和」的な配色がステキなアマニュウ。

マンション「キアゲハ」の屋上でもある。

ツリバナ

パックマン・・・って、古すぎか?昭和の人しか知らないよ。

ツリバナかと思ったらマユミのようだ。

ルイヨウショウマ

黒いチュッパチャプス風の実ができるルイヨウショウマ

今でも売ってるのかなぁ〜チュッパチャプス

クルマユリ

こんなところで咲いたんだ!

以前はたくさん咲いていたクルマユリ。 来年は花を見に来よう。

ヒトツバイチヤクソウ

赤い茎、赤い実・・・ヒトツバイチヤクソウ

左手にある葉っぱはご本人のものではない。

コイチヤクソウ

整列上手なコイチヤクソウ。 小さな群落見っけた♪

エゾスズラン2

花も地味だが実になってもなお地味。 エゾスズラン。

エゾスズラン

カラダに似合わない大きな葉っぱを持っている。

来年の課題をたくさんくれた植物たちの実りでした。


にわか昆虫好き

土曜日の円山のハナシ・・・覚えておりますでしょうか?

blog書いてる本人でさえ、そういえば、、、と思い出す程度の事ですが。
山頂でヒラヒラ飛んでいたキアゲハ。 なかなかカメラに収めることができず難儀難儀。
山の神のところに何度も着地することがわかった。
じっと・・・その瞬間を待つ。自分の周りをヒラヒラと飛んだあと・・・

いやその位置じゃなくて

着地成功。キアゲハの羽の色ってキレイだよね〜。

なんか・・・こっち見てる? 写真を撮られていることを意識しているのだろうか。

近づけばまたふっと飛んでしまう。


開いて〜

その位置ですか?回り込んできれいな羽色と形を撮りたい。

飛んだり回ったり忙しい。

ステキな横顔

ステキな横顔と透け感がいいわ。

キアゲハのいいところ撮り。

ありがとう

チョウチョは羽根を閉じたところと広げた姿を撮ってあげたい。
種類によっては表と裏の柄が全く違うこともあるから。

このチョウチョさん、同じ場所に何度も何度も停まってくれて「早く撮って!」と言ってくれてるようだった。

昆虫も花もきれいに撮ってあげたいよね。

日曜日の藻岩山で出会った昆虫たち。

クワガタ?

もしかしてクワガタ? だとしたらオニクワガタの♀かと。

ちょうど段差のある場所に居て、このままだと下山してくる人に踏まれること必至。
落ちてる葉っぱでなんとか登山道から外してあげたかったけど、激しく抵抗されて無理だった。
踏まれても知らんぞ!

うずうず

踏まれる心配のない場所にへばりついていたうずまきせんべい。

粘着力を活かして、葉っぱから落ちないようにしている。

もがく

光り輝くグリーン色。 必死ではっぱにくらいついている。


ヒメスジコガネ

ヒメスジコガネかと。笹の緑の葉っぱなど興味がなりよう

コガネムシは〜金持ちだ〜。金持ちなんでしょ
肖りたいけど触れないジレンマ。

madaranagakamemusi

アメリカオニアザミにマダラナガカメムシ。

舌噛むし、めっちゃタイピングしにくい名前である。

ちょっとおしゃれなカメムシさん。
スノボの裏がこんな柄だったら面白いのに。
背負っているとでかいカメムシに見えるとか。

昆虫のカラダの色とか模様ってアートを感じるよね。

アートちっくなのは、昆虫だけではない。

秋の味覚のひとつにキノコ。

ホウキタケ?

ホウキタケの仲間かな?と思うけど、もう古くなってこんな渋い色してるのだろうか。

sirosoumen

シロソウメンタケ。 たぶん。

ソウメンとは良く言ったって感じ。ちぎれて流しそうめんには向いてないな。
イソギンチャクみたいだ。(見たことないけど)

ぬめ

結構立派な大きさのキノコである。 表面がねっとり・・・飴色。

表面がねっとりしてるのは防虫効果だっけ。
柄の具合も良くわからず同定不可。

oniiguti

独特な傘の表面。 オニイグチかな?

おう!

横から拝見。 間違いなくオニイグチかと。

え?食べられるの?
勇気ないわ〜

キノコはかなり明確に特徴をつかめないと同定することはなかなか難しい。

昆虫も植物もキノコも、図鑑で本来の目的のモノを探してる間にふっと目に留まったものを
次の山行時に見られるとちょっと楽しくなる。

とは言え、名前はなかなか覚えるのが難しいっす。

名前と顔が一致しない・・・人間同士でも良くあることだわ〜。(笑)


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