さくさく山日記

ランニング、時々山行記と自然の中で見たこと感じたことを綴ります。その他、日々戯言的なことも・・・

大雪山2022年

高原温泉沼巡り 〜4〜

お花畑を過ぎると稜線ともお別れだ。
最後の見納め・・・さらば高根が原・・・。

まぶし〜

振り返ってその景色を目に焼き付ける。

沢に沿ってぐんぐん下る。

慎重に

小さな急降下を何度も繰り返す。

今日はめずらしくシングルストックを持っているので、カメラをしまったりとちょい面倒。
こういう下りはストックよりも自分の手足の方が安全だったりする。
これまで夏山ではストックを使わずに来たが、昨日の今日なんで迷わずストックを使用した。
ストックがあれば痛みがないわけじゃないけど、転ばぬ先の杖だ。

ロープ待ち

唯一のロープ場。
ロープがなくてもなんとかなりそうだけど、あったほうが断然安心だ。

小沢越え

小沢の渡渉を数度。
このコースは「渡渉あり」だけどこれで済むとは思えない。

そろそろ渡渉

おお〜きたきた。この沢のどこを渡渉するんだ?

おっとっと

水量少な目。大きな岩を慎重に。

これ・・・雨上がりとか降雨の時は嫌だな〜〜。


激流

沢と紅葉って哀愁漂って好きだな。


少な目

振り返って上流側。 水量少な目だけど勢いはある。

いいだけ下ってお次は登り返し。ふぅ〜〜〜〜。

自然の枠

自然の木々の枠から連なる山並み。

森を抜けてふっと広がる空間。

地獄のぞき

左手に地獄覗き。わお〜!! 噴気孔だ。地球が生きている証拠。

草紅葉

小さなギャップ。木々に囲まれてここだけぽっかりと空間が空いていた。

お昼寝していたお二人さん。気持ち良さそう♪

さらに下って登りコースと合流。
うっわ〜〜!! またまた橋の向こうで渋滞中。

かなり年配のツアーさん。
最後が登り切ったところで待っていた人たちが動きだした。当然私たちも・・・。
登った先がなぜか渋滞中。
んんん?? なぜ登り切ったこの狭い場所で一時休止してるのか?
もう少し歩けば広い場所があるのに・・・。まあ、ガイドのプロに素人があれこれ言ってもなぁ。
とは言え、連れてるお客さんが一番ではあるけど、他の登山者にも気を使うのは必要なこと。
こと、しんがりをつとめるサブガイドは特にね。お願いしますよ。

なんだかんだで13時18分 下山終了。

ヒグマセンターにてお土産物色。もちろん、新しい手拭いは必須アイテム。
かわいいポストカードを購入。
ぜひぜひ山守隊の活動費に使って下さいませ。

キュート

サンショウウオ好きの息子さん曰く・・・いちばんのカワイイポイントのエラがない・・・って。(笑)
きびしいのぉ〜。

入山前のレクチャーをしてくれたジャニーズ系のトビさんと少し談笑。
台湾の方で、なんともう32歳なんだとか。全然見えない。インスタもFBも楽しみにしてるよ。

またね

またね〜。
ヒグマの親子に見送られて高原温泉をあとにした。


まずは車をお腹いっぱいにしないといけないので上川のGSへ。
その後は北の森ガーデンに寄り道。

ニセカウ

ニセカウ方面。

大雪山

大雪山一望。

遮るものがない絶好のロケーション。
渡辺謙主演の映画「許されざる者」のロケ地なんだとか。

秋の雲

おお〜いい感じで雲が出てきた。
青いだけの空よりも秋を感じるね。

その後あたりをつけて行ったお風呂は、22日まで改装休業中。
こんなこともあるさ。(笑)
風呂は自宅でってことで、早々に札幌に戻り晩御飯を食べて解散。

いろいろアクシデントもあったけど、天気の良さと紅葉のキレイさでオールオッケー!
車がないとなかなか行けない場所。
誘ってくれてありがとう。友と息子さんに感謝である。

やっぱり日本一の紅葉だった。毎年見たくなる人の気持ちがわかるわ〜。
この先、さらに秋が深まったらまた違った景色が見えるだろう。
まだまだ楽しめますよ〜。


高原温泉沼巡り 〜3〜

山道を下っていくと、そこには草原が広がっていた。

草原と紅葉

もちろん草原というほど草は青々していないけど、遠くにお疲れ気味のエゾオヤマリンドウと燃えるような色をした木々。

裸地のように見えたのは空沼(からぬま)だった。

ここでWACCHIが「なんか、、アレ、、熊に見えない?」と言いだした。
え??どれどれ? あれよ。アレ。

熊出没?

熊に見えるわ〜(笑)

岩の影がそれっぽく見えている。くまモン風だね。

空沼

それにしてもなんとただっぴろい場所なんでしょう。
人の手が何も入ってない感じがすごくいい。

チングルマ

穂が残ってるチングルマを発見!!

これまでの行程で穂が残ってるチングルマさえなかったので、これは嬉しかった。

チシマヒョウタンボク

岩の下を見るとチシマヒョウタンボク。
仲良く二つの赤い実がかわいらしい。
実がひょうたんのようなのでヒョウタンボクの名がついている。

真赤

チングルマの葉っぱが深紅色だった。

あ〜裾合平とか雲の平でもチングルマの紅葉見たかったなぁ。

ヘリ

雲ひとつない空にヘリコプター。

ちょっとぐらいなら雲ウエルカムなんだけどなぁ〜。
なんたって雲の形にはドラマがあるからね。
これだけ完璧な青空もないと思うけど、人間は欲張りである。

なかなかちゃんと咲いてるエゾオヤマリンドウがなかったが、ようやく見つけた。
ただし、ぐったりと茎が倒れていた。
茎をもちあげてみたがすぐにぐんにゃり・・・。

WACCHIが「これで支えてあげよう」と枝を立て掛けた。

協同作業

おお〜〜!! 素晴らしい!立ってるよ。しかも一発で!

「お二人での初めての共同作業・・・」結婚式か!(笑)

こんなバカなことが出来るのもWACCHIだからである。

なんて場所だ

振り返ると異世界が広がっていた。クレーターにいる感じだね。

そう言えば、白雲岳の下部もこんな感じだったね。
幻の湖が出来るところ。そこもそのうちこんな緑に変貌していくのだろうか。

橙色

クレーターの縁は紅葉真っ盛り。木々の間にも橙色が見える。


見事なトンネル

橙色のトンネル。

紅葉の森

紅葉した森の中の二人。人間なんて小さい存在だ。

この先はどんどん下り基調。
少し緩やかになったところで、WACCHIが「ツガザクラが咲いてるよ」と。
どこどこ??
なかなかするどいヤツである。(助かるけど)

アオノツガザクラ

アオノツガザクラ

もう、こんな時期に咲いても虫さんたちいないよ。
蕾も含めると4つほどの花がついていた。頑張ってね!

エゾオヤマリンドウ

ようやく元気なエゾオヤマリンドウに出会えた。

茎や葉っぱはすでに赤味を帯びている。

はらり

少し開いた花弁に蜂が入ったり出たり大忙しである。
そうか。まだまだ虫だって頑張っているんだよね。

再び降りた先にはなんと!

群落

群落してるよ〜。

それは見事な群落だった。

コラボ

まだ咲いたばかりの株もある。

色づく葉

茎は赤く、葉は赤紫色。花はまだきれいなブルーで見頃である。

もうひとつここにはこの花の群落もあった。

ヨツバヒヨドリ

ヨツバヒヨドリ

群落にはなっていたけどほとんどは花が終わっていた。
数株だけまだ花がきれいなままだった。
群落する種類ではあるけど、これほどたくさん咲いてるところもあまり見た事ないな。


おちょぼぐち

おちょぼ口のアオノツガザクラも微力ながら頑張っていました。

ここ数日の冷え込みでも大丈夫だったのは、地熱があるから?
すぐ近くに噴気孔がある。そのおかげでここは冷え込みの害から免れたのだろうか。

沼巡り一周コースは、一方通行ではないので時々人とすれ違う。
さて、このあとはこのコース最大の山場になるのかな。
どきどきが止まらない。



高原温泉沼巡り 〜2〜

カモが不在の鴨沼を過ぎて再びひと登り。

振り返る

足を止めたついでに振り返ると石狩連峰がくっきりと見えていた。
若かりし縦走したことを思い出すわ〜。

エゾ沼

ふっと広がるところはエゾ沼。

ここで大人しかった息子さんのテンションがあがる。
「サンショウウオだ〜!ゲンゴロウもいるよ!」と。
「ここなら一日居れる」と言っていたほどだ。
どうやら昆虫好きらしい。
「サンショウウオ触れる?」と私の問いに「全然平気」と。
マジか〜!ホンマもんだ。(笑)

ここまでしんがりを務めてきた息子さんを解放。
あり余る体力におばさんたちの歩みでは持て余しているようなので先行してもらうことにした。

サンショウウオ

サンショウウオ。 エラがとってもかわいい?
その感覚は良くわからないけど、カワイイらしい。にしても、、、デカくない?

エゾ沼の縁を歩きさらに進むと見えてきた。

いいね

紅葉の木々の上に稜線って・・・北アルプス風?

式部沼だ。

式部沼

穏やかな佇まいの式部沼。
無風状態なので水面に紅葉がきれいに映る。

右奥に緑岳の頭がちょこんと見える。

緑岳

少し下がってドンと緑岳。こうやってみると大きな山だ。

式部沼を過ぎて再びのひと登り。
ここの登りが一番キツイかも。
なので当然振り返る。

石狩連峰

絶景だ。

さらに登って式部沼とのコラボ。式部沼が紅葉の木々に埋もれている。

式部沼と山並み

なんだかとっても贅沢。

WACCHIと何度も「普段の行いだよね〜。」「普段あれだけ頑張ってるんだから〜」と言い合った。
そう言えば、尾瀬では二人して「雨オンナ」だったんだよなぁ〜(笑)

賑やかな声が聞こえてくる。

大学沼

大学沼に到着。

ここで大休憩。先行した息子さんは休憩せずに進んだらしい。
ここからはおばさん二人旅だ。

前回来た時はクマさんが遠くの雪渓で遊んでいるのが見えたけど、今時期はハイマツの実を食べるために高根が原の稜線に上がって行き、あまりこちらには降りてこないのだとか。

思い思いの場所でみんな楽しんでいる。巡視員さんとお話する人。のんびり景色を楽しむ人。
ここにはあまり大仰なカメラマンはいなかった。
滝見沼か緑沼あたりが一番の撮影スポットらしい。なのでどんどん人の数は減っていく。
そして、ここで往復する人がほとんどらしい。

腹ごしらえを済ませて先に進む。
ここからは私も初めての場所である。ドキドキワクワクだ。

憩いの場

大学沼と憩う人々。

ワレモコウ?

ナガボノワレモコウ?

私同様に花好きのWACCHIが「北海道のワレモコウはでかいよね」と。ほぉ〜。
ナガボノワレモコウというくらいだからデカいのか。
北海道の山野草は本州のと比べて色が濃いとかは聞いたことがあるけど。

一望

山並が美しい。

足元にはワレモコウやチングルマなどたくさんの花の葉っぱだけが残っていた。
花の時期にまた来てみたいものだ。

高原沼と緑岳

14850m 最高点にある高原沼。

大きな緑岳と裾野に広がる紅葉。沼の青が眩しい。

ここでもたくさんの人が食事をしていた。
この景色見ながらの食事は贅沢だね。

イワカガミ?

葉を良く観察してこなかったのでイマイチ不明である。
イワカガミとかの実だろうか。

奥の実はまだ柱頭が残っており、右手前は弾けて中が見えてちょうどミカンのヘタが取れたみたいだ。
左のは中が種の形になり始めている。

植物って花が終わったあともカワイイんだよね。

高度感

角度が違うだけでずいぶん高度感が違う。

やまなみ

式部沼も上から見たら小さな沼だ。
沼周辺の紅葉がとてもきれい。

たまらん

何度見てもいいながめである。

スキな道

こういう登山道大好き。
人がたくさん歩けばどんどん道幅が広がっていく。
札幌近郊の山々は、ここ10年くらいでずいぶん登山道の様子も変わってしまった。
道幅が驚くほど広くなっている。
だから人ひとり分の幅しかない道は貴重。
知床の縦走路にあった道みたいだ。

振り返り

わ〜!また沼だ!とWACCHIと驚いていたが、何のことはない高原沼だ。
奥のガレ場の上にたくさん人がいるのが見える。

少しだけ風が出てきて波立つようになってきた。
それでも鏡のように高根が原の稜線を映している。

トンネル

すっかり葉が落ちてしまってるけど、立派なトンネルだ。

トンネルを抜けると・・・

日本庭園

ナキウサギが出てきそうな日本庭園。

ここって、、数年前に崩れた場所では?

高根が原を歩いていてもピンとこないけど、下から見るとすごい形をしているのね。

たすき

緑岳や高根が原から見るとタスキと言われる紅葉の部分だろうか?

何やら右下に裸地が見えるぞ。

緑岳

コース前半よりも断然山道らしくなってきた。

途中、三笠新道分岐を通過。残雪の残る6月までしか通行できない。
それ以降はヒグマの出没が増加する時期なので、通行止めになってしまうのだ。

日差し暖かく、風気持ち良く、こんな好条件の山歩きはそうそうない。
なんせこの青空がいいよね。
前日に痛めた尻の後ろもことも忘れて紅葉を楽しんでいた。


高原温泉沼巡り 〜1〜

9月22日 午前3時30分 アラームが鳴る。
外はまだ真っ暗だった。
いつものようにコーヒーを入れてトーストを食べる。

ポット、水、雨具、防寒具、カメラ・・・準備はOK!

4時30分過ぎに札幌を出たのでした。
空が白々と明けてきていた。朝焼けがとてもきれいだった。

今回のお供は千葉から来道したWACCHIとその息子さん。
思い起こせば10日の土曜日。一本のLINEから始まった。
「10月まで消化しないとならない有給が残っていたので北海道に行くことにしたの。21日〜25日の日程で、22日は大雪山、23日は近くのお山に登れたらいいなあ〜。予定はどう?」と。

有給は決まっていたらしいが、10日前に北海道に行くことにするその行動力に完敗だ。
普通に考えたら急に平日に休みなんてのは無理なんだろうけど、なんせ聞かれた期間は自由人真っ只中だ。何の躊躇もなくOK!で決まり。
行先は大雪山。当初「裾合平」という案もあったけど、高原温泉がいいのでは?と変更。
でも、21日の夜に来道して翌日大雪山・・・って、大丈夫なん?と、私の心配とは裏腹に「大丈夫だよ」と力強いお言葉。ちなみに彼女は私よりも7つも年上だ。

あとは天気。
季節は台風襲来の秋だ。どこでどう台風と遭遇するかわからない。
来道してからの台風はもう諦めるしかないけど、もしかしたら飛行機飛ばないとかあるあるである。
きっと日々天気予報を見ていたことだろう。ワタシも同様に見ていた。
おっと〜台風発生・・・どうなるどうなる?晴れマークがどんどん減っていき雨マークが増えだした。
とは言え、楽観的な彼女とは来道する前日までそんな話もせず、ただ「22日しか晴れない」というラッキーな予報に一縷の望みをつないだのだ。

息子さんの運転する車は快調に高速を飛ばしていく。
私は久しぶりの遠出で外の景色ばかり見ていた。
遠く暑寒別〜南暑寒の稜線を見て、山登りを始めた頃のことを思い出していた。

高速を下りてコンビニに寄って、給油の予定だったがガソリンスタンドはまだ営業前だった。
大丈夫な〜ん?層雲峡を越えたところで、息子さんが「持つかなぁ?」と言い出した。
おいおいおい・・・ 何やらデジャヴ―である。
そうだ。以前、アポイ岳の帰りにもWACCHIがガソリン入れるのを忘れて冷や汗をかいたことがあった。
「林道で止まったら嫌だな〜」と言いだし、そんなに??
まだ笑っているぐらいだから大丈夫なのか。
上川のGSまで戻って開くの待ってから給油した方が安心かな〜とか言い出しだ。
待て待て待て・・・早まるな。そんなことしてたら駐車できないよ。(たぶん)
翌日(23日)から交通規制が始まり一般車両は入れなくなる。この天気だし、紅葉が見ごろになっているのはめっちゃ情報発信されてる。いつも以上に混むよ。現に前日の21日もいっぱいだったらしい。
親子であれこれ悩みだしたので、一番車に疎い私が「とりあえず行くだけ行ってみましょう」と。

6キロの林道を低速でゆるゆると上がって行く。長い6キロであった。
駐車場に着くと案の定いっぱいだった。少し手前から駐車されていたのでわかってはいたが。
ぐるっと回って・・・もう、悩んでるヒマはなかった。次々上がってきてたらかね。
なんとか強引に駐車場所を見繕った。ふぅ〜とりあえず来れたことに安堵。

紺碧

この青空だ。来ないわけにはいかないよね。

高原温泉沼めぐりをするには、ヒグマセンターにてレクチャーを受ける必要がある。
可愛らしいスタッフが一生懸命に説明してくれた。
大変だな〜。イラストや写真を使ってさくさくと説明していく。
ヒグマの生息地域なので、食事をとる場所も決められている。
昨年から携帯トイレが使えるトイレブースを設置したりと、自然を大事にしつつ、登山者の安全も考えつつととても精力的に活動をしている。
細かなルールが面倒だという人がいたり、一定数自分勝手な行動をする人がいるけど、そこのところをちゃんと理解して利用する方もルールを守るのがスジかと思う。

レクチャーを聞いていざ入山。

沼巡りと言うと、なんとなく木道があって平坦なところを歩いて小沼をめぐるイメージがあるかもしれないけど、ここは違う。
立派な登山だ。一番最初にここに入った時は、舐めてかかって数10分歩いて戻ってきた。
そう。ひとつも沼見ずだったのだ。
縦走装備で下山してきて、シャトルバスの待ち時間で見ようという魂胆だった。甘かったよね。(笑)
2度目はクマの出没多数により、半周往復しかしていない。
でも、その時にこのコースは植生が豊かで想像以上に多くの種類の花が咲いてることがわかった。
いつかは一周コースしてみたいと思っていたところに、この計画だ。しかも紅葉シーズン。
いちもにもなく乗らせてもらったのは、言うまでもないことだ。

黄葉

雲ひとつない青空と黄葉が輝いてテンションあがるわ〜。

噴気孔

噴気孔。温泉がある証拠。

沢と橙色

流された橋が残っていた。

高原温泉は山守隊が管理している。もちろん登山道の修復も手掛けているので、自然にも人にも優しい施工があちこちでなされているよ。

今日は団体のツアーさんも入山しているようだ。
巻き込まれる前にさっさとやり過ごそう。

色鮮やか

やっぱり紅葉はお日様の光があたっていたほうがキラキラしてきれいだよね。

いろいろ

自然のグラデーションだ。

アップダウンのある森を抜けると木道が出てきて、沼めぐりスタートだ。

まずは土俵沼。

土俵沼から

風もないので、沼に景色が映りこむ。

残った残った

高根が原とその残雪が見える。

お次はバショウ沼。

バショウ沼

少ない赤い色がひときわ輝いていた。

映る

水草が広がる沼の隙間にも青空が映る。

ミズバショウが咲く頃に来てみたいものだ。

次は行ったことがなくても目にしたことはある風景じゃないだろうか。

滝見沼。

滝見沼

これはひとつの絵画でしょう。

エゾマツの隙間を紅葉が埋めている。

秋の絵の具

紅葉キャンパスをズーム。

きれいだ〜〜。

次は休憩スポットの緑沼。

緑沼

高根が原の稜線を背に佇む緑沼。

赤がアクセント

赤い色がアクセントになって紅葉を盛り上げる。

たくさんの人が休憩中である。まだまだ腰を下ろす気にはなれずそのままスル―。
それにしてもきれいだね。

ぽんぽん

振り返って何度も見ちゃった。

エゾオヤマノリンドウ枯れ

エゾオヤマノリンドウもすっかり草紅葉色である。

緑沼を過ぎると再び山道もようとなる。

一周しなくてもここまで来て戻るも良し。
自分の体力に合った楽しみ方ができるのもいい。

ダケカンバ

足元ばかり気にしていると見逃してしまう景色である。

やっぱり青空がいいね〜。

沢沿い

沢沿いの紅葉ってなんか好き。

赤・黄

ヤマモミジの赤が目に沁みる。

すぐ側に噴気孔のある湯の沼を過ぎる。
クマさんの落としものや食痕を知らせるピンがところどろこに出てくる。
動物のフンでもこれだけ残ってることを思うと、人間の糞やらトイレットペーパーなんかは分解され難いということがわかるよね。

山道

高根が原の稜線がチラ。
白いのは万年雪だ。年々小さくなってるとかって話も聞くけど。

沢沿い道

沢の音を聞きながらせっせと急登を登って行く。

ひと登りして鴨沼。カモは見当たらず。

鴨沼

どんどん高根が原が近づいてくる。
こうやってみると壁だね。

壁の裾野に橙色から緩やかに色づいている。
もう少ししたら手前の緑も黄色くなるのかな。

そしたらまた違う印象になるのだろう。

沼巡りはまだまだ続く・・・


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